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福島と嫌韓~映画『一陽来復』尹美亜監督に聞く

被災者、こころの再生の軌跡/韓国公開と在日韓国人であること

原真人 朝日新聞 編集委員

ドキュメンタリー映画『一陽来復 Life Goes On』予告動画

東日本大震災の被災者たちの「6年後」

 東日本大震災の被災者たちの「6年後」を追ったドキュメンタリー映画『一陽来復 Life Goes On』。昨年、劇場公開が終わったあとも、全国各地で自主上映会が開かれている。多くの人に受け入れられ続けるのはなぜか。

 最近も甚大な台風被害が各地に広がっているように、この国では自然災害と日常的に向き合わざるをえない現実がある。被災地でのインフラや家屋などの復興はかんたんではないが、もっと難しいのが大切な人を失った人々の「こころの再生」だろう。

 被災者たちの再生の軌跡をフィルムに収めたこの作品は、だから色あせず普遍的な問いかけを観る者に発し続けている。『一陽来復』の尹美亜監督に作品の狙い、映画公開後の反響などを聞いた。


筆者

原真人

原真人(はら・まこと) 朝日新聞 編集委員

1988年に朝日新聞社に入社。経済部デスク、論説委員、書評委員、朝刊の当番編集長などを経て、現在は経済分野を担当する編集委員。コラム「多事奏論」を執筆中。著書に『日本銀行「失敗の本質」』(小学館新書)、『日本「一発屋」論 バブル・成長信仰・アベノミクス』(朝日新書)、『経済ニュースの裏読み深読み』(朝日新聞出版)。共著に『失われた〈20年〉』(岩波書店)、「不安大国ニッポン」(朝日新聞出版)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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