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偽札、ロレックス、上乗せ報酬……漫画のような「関西電力報告書」

関西電力の金品受領問題で調査報告書

加藤裕則 朝日新聞記者

偽札でごまかす関電幹部

 こんな原発の関連工事に関するルール違反だけではない。報告書にはなんと、「偽札」が登場する。

 2015年4月、関電の原子力事業本部副事業本部長は、森山氏の関係する吉田開発(高浜町)の役員に対し、「金品を贈るのをやめてほしい」と伝えた。

 それでもこの役員は送るのをやめない。わけを尋ねると、森山氏の指示でやむを得ずやっているという。

 そこで、この副事業本部長は一計を案じた。

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筆者

加藤裕則

加藤裕則(かとう・ひろのり) 朝日新聞記者

1965年10月、秋田県生まれ。岩手大人文社会科学部卒業。1989年4月に朝日新聞社入社。静岡支局や浦和支局(現さいたま総局)などに赴任した後、1999年東京本社経済部員。その後、名古屋や大阪でも経済記者を務めた。経済部では通産省(現・経産省)、鉄鋼業界、トヨタ自動車(名古屋)、関西空港・神戸港などを取材した。コーポレート・ガバナンスや会計監査について自主的に取材を重ねてきた。2014年9月から石巻支局員として東日本大震災からの復興の過程を取材。2018年4月から東京本社の経済部員として経団連などを担当している。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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