メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

無料

〈テレワーク事始め 3〉セキュリティ、2つの最重要チェック点

テレワークの際、最も重視しなければならないセキュリティの基本は何か

斎藤幾郎 テクニカルライター

 自宅のパソコンを一時的に仕事に使うのであれば、仕事と無関係なアプリの追加はできるだけ避けたい。不正なアプリをインストールしてしまったり、そのアプリが原因で別のアプリやOSの動作にトラブルが起きたりするリスクが高まるためだ。パソコンに比べると、スマートフォンではアプリ追加によるトラブルは起きにくい。アプリの不具合が別のアプリに影響を及ぼしにくいようにOSが設計されているし、標準のアプリストアは事前にアプリの審査をしているためだ。だが、狡猾なアプリ提供者が、その審査の眼をかいくぐってしまうケースがたまにある。端末から情報を抜き取ろうとするアプリが短期的に標準のアプリストアから配布されてしまったケースが、これまで何例も報告されている。

「更新(アップデート)」も忘れない

 二つ目のポイントは、端末やアプリの開発元やOSメーカーが提供する「更新(アップデート)プログラム」は、できるだけきちんとインストールして、プログラムを最新の状態に保つということだ。


 更新プログラムをインストールすると、機器やアプリの動作が改善したり、セキュリティ上の問題点が解消したりする。現在のパソコンやスマートフォンでは、更新を自動で確認し、利用者にインストールを促したり、インストールまで自動で行なったりするのが一般的になっているので、原則的にそうした機能は切らずに、そのまま運用することをおすすめする。

OSの更新(アップデート)はまめに拡大画面はiPad OSの更新画面。さまざまな不具合が頻繁に修正される

 しかし、更新プログラムのインストールが原因で既存のアプリが正常に動作しなくなったり、端末が正常起動しなくなったりといった不具合が生じる可能性もゼロではない。そのため、更新するタイミングを自分で選べる場合は、緊急性の高い仕事が一段落したタイミングでまとめて実行するとよいだろう。

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

斎藤幾郎

斎藤幾郎(さいとう いくお) テクニカルライター

1969年、東京都生まれ。テクニカルライター。累計230万部を超えた「パソコンで困ったときに開く本」「スマホで困ったときに開く本」(朝日新聞出版)の監修、執筆を担当する。日経パソコンなど、パソコン誌を中心に執筆。入門者向けの解説に定評がある。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

斎藤幾郎の記事

もっと見る