メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

歴代最長政権を生み出した「アベノミクス」の真実~国民の未来を食い物にした罪

「アベノミクス」7年8カ月を総決算する

原真人 朝日新聞 編集委員

 国政選挙6連勝で政界「1強」の地位を確固たるものにしていた安倍晋三首相が、連続在職日数でも佐藤栄作元首相を抜いて歴代最長政権となった。ただ同時に本人の体調不安が明らかになり、政権の寿命は時間の問題との見方も急浮上している。次期政権のあり方を考えるうえでも、安倍政権のこれまでの政策をここでいちど総括しておく必要がありそうだ。

拡大首相官邸を出る安倍晋三首相=2020年8月24日

 政治ウォッチャーたちのなかには、長期政権が果たした安定や外交力を高く評価する声がある。その評価が妥当かどうかについても議論の余地があると思うが、私は政権の「功」の評価以前に、それをはるかに上回る「罪」について論じておく必要があると考えている。

 なぜならこの政権が長期政権を維持するために、国家の未来や国民の将来財産を食い物にしてきたと思うからだ。

 ここでは、安倍政権が政治資源を生み出す最大の原動力だった「アベノミクス」の罪について論じたい。

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

原真人

原真人(はら・まこと) 朝日新聞 編集委員

1988年に朝日新聞社に入社。経済部デスク、論説委員、書評委員、朝刊の当番編集長などを経て、現在は経済分野を担当する編集委員。コラム「多事奏論」を執筆中。著書に『日本銀行「失敗の本質」』(小学館新書)、『日本「一発屋」論 バブル・成長信仰・アベノミクス』(朝日新書)、『経済ニュースの裏読み深読み』(朝日新聞出版)。共著に『失われた〈20年〉』(岩波書店)、「不安大国ニッポン」(朝日新聞出版)など。

原真人の記事

もっと見る