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中国のTPP参加のハードルを上げよ!~米国の政治空白を突いた習近平

山下一仁 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

どうする日本?

 中国がTPP参加を要請すると、日本政府は拒否しにくいだろう。APEC首脳会議で、菅総理はTPPの拡大を主張した。中国に対抗するための「自由で開かれたインド太平洋」という日本の主張は、「開かれているなら中国の参加を認めるべきではないか」と逆手に取られるだろう。

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筆者

山下一仁

山下一仁(やました・かずひと) キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

1955年岡山県笠岡市生まれ。77年東京大学法学部卒業、農林省入省。82年ミシガン大学にて応用経済学修士、行政学修士。2005年東京大学農学博士。農林水産省ガット室長、欧州連合日本政府代表部参事官、農林水産省地域振興課長、農村振興局整備部長、農村振興局次長などを歴任。08年農林水産省退職。同年経済産業研究所上席研究員。10年キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。20年東京大学公共政策大学院客員教授。「いま蘇る柳田國男の農政改革」「フードセキュリティ」「農協の大罪」「農業ビッグバンの経済学」「企業の知恵が農業革新に挑む」「亡国農政の終焉」など著書多数。

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