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イスラエルのワクチン接種状況から見る菅政権の命運

接種率40%で感染者数が激減した!

吉松崇 経済金融アナリスト

イスラエルで劇的に低下した新型コロナの感染

 これまでにワクチンの接種がいち早く進んだ国は、先進国の中ではイスラエル、英国、米国である。このうち、ファイザーのワクチンのみを使っているのがイスラエルなので、ここでイスラエルのワクチン接種の進展とその感染予防効果を見ておきたい。日本はファイザーとモデルナのワクチンを使用するので、イスラエルの経験を後追いしていると考えられるからだ。

 以下の記述は、日経フィナンシャル・タイムズのデータ・サイトに依拠している。

 イスラエルでは、昨年12月からワクチンの接種が始まり、1月半ばに全人口の10%、2月の初めに20%、3月の初めに40%、4月の初めに55%が接種を完了している。なお、その後はワクチンの接種がほとんど進んでいない。

 それでは、イスラエルの感染状況は、ワクチン接種の進捗によりどのように推移したのだろうか?

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筆者

吉松崇

吉松崇(よしまつ・たかし) 経済金融アナリスト

1951年生まれ。1974年東京大学教養学部卒業。1979年シカゴ大学経営大学院(MBA)修了。日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)、リーマン・ブラザース等にて30年以上にわたり企業金融と資本市場業務に従事。10年間の在米勤務(ニューヨーク)を経験。2011年より、経済・金融の分野で執筆活動を行う。著書:『労働者の味方をやめた世界の左派政党』 (PHP新書、2019年)、『大格差社会アメリカの資本主義』(日経プレミアシリーズ、2015年)。共著:『アベノミクスは進化する』(中央経済社、2017年)。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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