メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

アメリカ同時多発テロ事件から20年〜制裁対象人物が首相代行に

事件発生のその時、ワシントンD.C.に滞在していた筆者

榊原英資 (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

 2001年9月11日、イスラム系過激派テロ組織アルカイダによって、アメリカに対し4回に渡ってテロ攻撃がなされた。アメリカン航空機2機、ユナイテッド航空機2機がハイジャックされ、ワールド・トレード・センター北棟及び南棟に突入し爆発した。又、1機はペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)に突入、ペンタゴンにいた軍関係者等125人が死亡、106人が重症を負った。残る1機は機内の騒乱により、ピッツバーグ(ペンシルバニア州)郊外に墜落している。

同時多発テロ事件から1週間後の2001年9月18日、最初の旅客機激突の時刻に犠牲者を悼んで祈りを捧げる人々(浅野哲司撮影)拡大同時多発テロ事件から1週間後の2001年9月18日、最初の旅客機激突の時刻に犠牲者を悼んで祈りを捧げる人々(浅野哲司撮影)

ワシントンD.C.に偶然滞在していた筆者

 実は、筆者はこの日、ワシントンD.C.のブルッキング研究所を偶々訪問していた。研究所内が騒然とし、テレビの周りに共に集まったが、テレビはまさにワールド・トレード・センターの爆発状況を伝えていた。この日、時のアメリカ大統領、ジョージ・ブッシュ大統領はフロリダ州にいて、同州のサラソータにあるエマ・E.・ブッカー小学校の授業を参観する予定だった。

・・・ログインして読む
(残り:約1803文字/本文:約2216文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

榊原英資

榊原英資(さかきばら・えいすけ) (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

1941年生まれ。東京大学経済学部卒、1965年に大蔵省に入省。ミシガン大学に留学し、経済学博士号取得。1994年に財政金融研究所所長、1995年に国際金融局長を経て1997年に財務官に就任。1999年に大蔵省退官、慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、2010年4月から青山学院大学教授。近著に「フレンチ・パラドックス」(文藝春秋社)、「ドル漂流」「龍馬伝説の虚実」(朝日新聞出版) 「世界同時不況がすでに始まっている!」(アスコム)、「『日本脳』改造講座」(祥伝社)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

榊原英資の記事

もっと見る