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賃上げや円安阻止が、物価高の根本的解決にならない理由

電気代高騰をめぐる“我慢”の選択

田内学 お金の向こう研究所代表

電力の“我慢”の優先度

 モノ不足、物価高でも特に深刻なのは電気やエネルギーの話だろう。原油などの化石燃料の価格の高騰によって、この1年で、電気代は全国的に1割から3割ほど上昇している。中国電力では来月9月も価格上昇が予定されており、前年9月からの上昇率は36%にも及ぶ。

拡大電気料金の値上げを伝える新聞記事=2022年7月27日付朝日新聞朝刊

 この電力の問題では、“我慢”の優先度を考える必要がある。

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筆者

田内学

田内学(たうち・まなぶ) お金の向こう研究所代表

1978年生まれ。東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。国際大学対抗プログラミングコンテスト日本代表。アジア大会入賞。 ゴールドマンサックスで金利トレーダーとして16年勤務。日銀による金利指標改革にも携わる。中央省庁、自民党や議員連盟の各種会議で財政、年金、少子化問題について提言を続ける一方、学校等ではお金の教育や社会科公共の講演を行なっている。インターネット番組「経世済民オイコノミア」では司会をつとめる。著書に『お金のむこうに人がいる』(ダイヤモンド社)、『高等学校教科書 公共』(教育図書、共著)がある。
https://note.com/mnbtauchi

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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