2011年09月22日
超保守派。なんと言いましょうか、匂い立つようなグレート・テキサン。ニューズウィークの表紙を飾ったが、表紙に書かれていた文字は「テキサス人ともめんなよ!」だった。
ペリー氏を見てると、10年前のことが走馬灯のように浮かぶ。
2000年の大統領選。やはりテキサス州知事のジョージ・W・ブッシュ氏は、民主党のゴア副大統領(当時)と世紀の激戦を演じて、当選の判断は裁判所にまでもつれ込んだ。あのとき、テキサス州の州都オースティンにいた。ブッシュ氏の勝利宣言を取材することになっていたのだ。
と、ここで、テキサス州の政治風土とか、アメリカの反知性主義みたいな話に持っていければ国際ジャーナリストみたいでかっこいいのだが、もちろん、そういうことにはならない。かっこつけて、無駄に長い前ふりを振ってしまった。後悔している。オースティンでは、もっぱら飲んだくれていただけだったんだ。
取材ったって、最高裁の判断を待っているだけなのだから、することがない。上司に知れるとまずいのでここだけの話だが、
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