情報ネットワーク法学会
<生貝>亀松さんもご指摘のようにが、Yahoo!はNHKの役割を果たしていると言えます。ただ、現実的に「公共」って、もうからないはずです。だから公共放送や公益性の高い報道をどう維持するのか、という問題が各国で議論になっています。日本やイギリスのように公共放送局を作ったり、アメリカのようにNPOがやったりするケースがあります。
ネットの上での「公共」というのはどういうものなのでしょうか。あるいは、具体的にNHKと自分たちの違いはなんでしょうか。もうかるビジネスは「公共」ではないでしょう。「公共」は、本当はもうからないはずです。今まさにNHKに関しては、放送法のあり方について、微妙な制限のあるネット事業の拡大が大きな議論になっています。それに対して、どう考えていますか。
<藤代>「公共はもうからないのか」という議論は興味深いですね。逆に、Yahoo!がもうかっているとすると、その理由は何でしょうか。
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