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女性閣僚のテキトーな人選から、片山さつき氏や宮澤大臣のSMバー問題を考えた

青木るえか エッセイスト

 安倍内閣の女性閣僚がバタバタっとやめてしまったが、私は自民党に入党して国会議員になり閣僚になるというような女の人とは到底話も合わなきゃ気も合わない、つまり近寄りたくない人なので、ということは好きじゃない人なので閣僚やめても「よかったね」と思うぐらいだ。

 しかし、それとは別に思うのは、安倍首相はいろいろ考えた上で女性閣僚を起用したに違いなかろうに、何だろうこの「テキトーな感じ」は。

 閣僚に指名する人物の身体検査が徹底していない、ということではなく(検査したら全員入院しそう)、なんか知らんうちに代議士になって知らんうちに閣僚になってしまうというその流れのいい加減さというか。良くも悪くも納得の人選、という感じが一切ない。

 それは女性閣僚だけの問題じゃなくて、私としては海江田万里が民主党の党首をやってるということがすでに信じられない思いがある。私にとって海江田万里は、お昼のAMラジオで、“税金問題を語るタレント野末陳平のアシスタント”として出てた人だった。

 野末陳平が議員になった時は「それもまあアリか」と思ったけど、海江田万里が議員になった時は「それはアリなのか?」となって、それが民主党の党首にまでなったのにはいまだに驚きが消えない。

 いえ、どういうルートで議員になって党首になって総理大臣になってもいいんですけれど、海江田万里についてはどうもずっと「いいんでしょうか」という気持ちが持続する。

大蔵省に入省する東京大学法学部の朝長さつきさん拡大東大法学部生時代の朝長(片山)さつきさん=1982年
 山谷えり子は、やはりお昼のAMラジオでお馴染み山谷親平の(……って、山谷親平のラジオ聞いてた世代なんて、もう日本においては少数派か)、その娘として出てきた人で、最初は「やっぱ娘ってのは父親の顔に似るんだなあ」という感慨を抱かせるだけの人だった。それが気づいたら閣僚に!ってのは海江田万里級の衝撃である。

 閣僚じゃないが、片山さつきには「それはアリなのか?」感はない。

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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

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