どちらにしても大阪はたいへんだ……
2015年05月22日
では、「橋下的なもの」に対抗する手段はどういうものがあるか。
対抗する手段がどれもこれも、「橋下的なものに対して賛成、あるいはなんとも思っていない人に対して、改心をうながす」ものに「なっていない」。ダメ、ぜんぜん。力弱い。へろへろ。あくまで私見ですが。
この住民投票の、反対側の運動を見てても、草の根でコツコツと大阪の町にポスター貼って回ってた平松邦夫前市長とか、大阪都構想反対の歌をつくって歌っていたおばさんたちとか、ほんとに良心的な活動と思う。思うけどたぶん橋下的な考えの前には玉砕する。
それ以前から大阪都構想に対して反対意見を言いまくっていて、橋下さんに名指しで批判されていた。
橋下さんの大好きな、実務もわからない学者先生、というフレーズで攻撃されてたが、それ以前の先生がたと、藤井先生はちょっと違った。
北海道大学の山口二郎先生(ファンです)は見た目は意地悪そう(すみません、本当にファンです)なのに、その見た目と裏腹に橋下的悪口雑言にはお弱いようなのだが、藤井先生は橋下さんに対抗する図太さがある。
これは反橋下のニューウエーブだ、と思って期待し、『大阪都構想が日本を破壊する』も買ってきて読んだ。
読んでみて、大阪都構想のギマンみたいなものもよくわかったし、ここがイイ!と言われているところも、やったら逆にダメ!となる、ということも書かれていてなるほどと思った。
しかし……、
有料会員の方はログインページに進み、デジタル版のIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞社の言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください