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『まれ』は、あの金字塔ドラマの夢を追ったのか?

「失敗、おっぱい、世界一」が意味したものは……

青木るえか エッセイスト

 「失敗、おっぱい、世界一」ってなんだよ。

 別にスゴク気になるわけじゃないけど、どうもすわりが悪いんですよ「失敗、おっぱい、世界一」って合言葉が。

朝ドラ「まれ」のヒロインを演じる土屋太鳳さ拡大「まれ」のヒロイン、土屋太鳳さん
 まれの子供がまれに言う合言葉みたいなんだけど、きっちり見てないんでこの言葉の来歴を知らない。

 まあ、なんか元気出すための合言葉なんでしょう。

 でも「失敗」で「おっぱい」ときたら、最後のコトバも「っぱい」で行きたいじゃないですか。

 パティシエ目指してんなら「アップルパイ」とかでもいいじゃん……と思ったけど、でも書いて見るとすごくつまらない。

 でも作者が、こういうぬるい調和的なのがつまらないからあえて「世界一!」で〆たとも思えない。

 これに限らず、どうもはんぱなドラマであった。 ・・・ログインして読む
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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

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