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九州男児発言の五郎丸がお姉さまに愛される理由

薄味ハンサムの「抱かれたい男」と「マイナー性」

矢部万紀子 コラムニスト

 東京・渋谷駅の地下鉄半蔵門線の改札のわきに、忍者ポーズの五郎丸歩がドーンといるポスターが張ってあった。「世界中に日本のマナーをアピールしよう」。五郎丸のほかはリーチマイケルやら田中史朗やら。

五郎丸歩拡大お姉さま世代の人気は長続きするかも
 日本のマナーに五郎丸。日本のマナーにラグビー。わかるような、わからないような。

 わかるのは、五郎丸がすごいことになっているという事実。

 年末にはディナーショー。大人が1万6000円、小学生が9000円。チケット、30分で完売。

 週刊女性12月1日号の特集「抱かれたい男グランプリ2015」では五郎丸、堂々の総合3位。上には嵐の松潤とキムタクしかいない。 

 記事中、41歳の主婦が「人込みの中、私を見つけて走ってきて」と言っていた。「お姫様抱っこ」を要求していたのは、51歳主婦だ。

 この手の女性週刊誌の読者がさほど若くないであろうことは想像に難くないが、とはいえ、お姉さま方に大変な人気である。

 識者のコメントも載っている。北原みのりさん(44)は、「五郎丸選手、もう彼しかいないです。まず生まれてくれてありがとう!」と大絶賛。

「あの人だから別格」

 と、ここで気になるのが、五郎丸選手の例の発言だ。

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筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。最新刊に『雅子さまの笑顔――生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)

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