薄味ハンサムの「抱かれたい男」と「マイナー性」
2015年12月01日
東京・渋谷駅の地下鉄半蔵門線の改札のわきに、忍者ポーズの五郎丸歩がドーンといるポスターが張ってあった。「世界中に日本のマナーをアピールしよう」。五郎丸のほかはリーチマイケルやら田中史朗やら。
わかるのは、五郎丸がすごいことになっているという事実。
年末にはディナーショー。大人が1万6000円、小学生が9000円。チケット、30分で完売。
週刊女性12月1日号の特集「抱かれたい男グランプリ2015」では五郎丸、堂々の総合3位。上には嵐の松潤とキムタクしかいない。
記事中、41歳の主婦が「人込みの中、私を見つけて走ってきて」と言っていた。「お姫様抱っこ」を要求していたのは、51歳主婦だ。
この手の女性週刊誌の読者がさほど若くないであろうことは想像に難くないが、とはいえ、お姉さま方に大変な人気である。
識者のコメントも載っている。北原みのりさん(44)は、「五郎丸選手、もう彼しかいないです。まず生まれてくれてありがとう!」と大絶賛。
と、ここで気になるのが、五郎丸選手の例の発言だ。
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