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駿台問題集の性的表現とセクハラ男性の増殖

教育者が広げてしまう女性差別意識

勝部元気 コラムニスト・社会起業家

 1月15日、大手予備校「駿台予備学校」の傘下にある出版社「駿台文庫」から刊行されていた『生きるセンター漢字・小説語句』(霜栄・著)が、セクハラ表現を含む下品な例文が多すぎるとの批判が数多く寄せられ、自主回収になりました。

 「ゆっくり奥までソウニュウしてください」「きみのエキスをチュウシュツして飲み干したい」「息をのんで女子の着替えを見つめる」「一定スイジュン以上の女の子しかここには入れないんだよ」など、内容を見ていると酷いものばかりで、本当に開いた口がふさがりません。回収は当然でしょう。

駿台拡大駿台の問題集などの性表現は「セクハラ予備軍」を育てかねない
 このニュースに対して、多くの識者から「女子生徒がいることを想定していない!」という指摘がありましたが、もちろん生徒が男子だけであれば良いというわけでは決してありません。

 誤解している人も多いのですが、そもそもこの問題集の性表現は「男性向け」ではありません。

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筆者

勝部元気

勝部元気(かつべ・げんき) コラムニスト・社会起業家

1983年、東京都生まれ。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱う。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。株式会社リプロエージェント代表取締役、市民団体パリテコミュニティーズ代表理事。所有する資格数は71個。公式サイトはこちら

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