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普通の出来の「あさが来た」、最高視聴率の理由

専業、兼業両方の主婦をうっとりさせた夢と、夢のような死と

矢部万紀子 コラムニスト

 「あさが来た」の平均視聴率が今世紀最高で、「あまロス」の次は「あさロス」とも言われているそうだ。

 私個人としては、最初は「あまちゃん」「カーネーション」級のドラマかもと大注目していたのだが、途中から「山王寺屋ロス」というか「はつ&惣兵衛ロス」になって、「五代さまのディーン・フジオカ」の人気が出る頃には、「普通によくできた朝ドラ」になって、毎日見てますが、さほど萌えません、になってしまった。

あさが来た」拡大「あさが来た」の波瑠
 「あさが来た」でしみじみ感じたのは、老年期を演じるって若い俳優の上手さのリトマス試験紙だなあってこと。

 はつ&惣兵衛を演じた宮崎あおい&柄本佑はうまい! 特に柄本佑、うんと老け込んで見えて、感心しまくり。

 そんなわけで、はつ&惣兵衛を中心に書いていく。

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筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。

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