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HKT48「頭からっぽでいい」の罪(下)

女性蔑視がクールジャパンなのか?

勝部元気 コラムニスト・社会起業家

 前回と前々回に引き続き、HKT48の新曲『アインシュタインよりディアナ・アグロン』の歌詞が、女性蔑視かつ女性差別的として話題になった問題を見て行きたいと思います。

HKT48拡大HKT48=2015年
 前回はサブカルチャーのあり方について述べてきましたが、今回は歌詞に書かれたような女性観にまつわる様々な誤解と、「LITERA」の批判記事に対して名誉毀損だと抗議した事務所(株式会社AKS)側の対応について論じて行きます。

秋元康の歌詞を「女性蔑視」と批判したら、AKB運営から「名誉毀損及び侮辱罪」「記事を削除せよ」の恫喝メールが(「LITERA」)

男性の本能という誤解

 歌詞を批判する記事に対して、「女性よりも上に立ちたいというのは男性の本能でないか」のように言う意見もネットなどでありましたが、それも完全に間違いです。

 仮に本能を理由とするならば、優秀な配偶者であるほうが子孫繁栄上優位になる可能性が高く、あえて優秀ではない相手を選ぶ特別な意味はありません。

 恋愛コラムなどでは「高学歴女子はモテない」などと言われることがあります

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筆者

勝部元気

勝部元気(かつべ・げんき) コラムニスト・社会起業家

1983年、東京都生まれ。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱う。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。株式会社リプロエージェント代表取締役、市民団体パリテコミュニティーズ代表理事。所有する資格数は71個。公式サイトはこちら

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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