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舛添要一さんのニュースで思った加齢の難しさ

何かをやらかした男の顔として、川谷絵音よりマシだけど

青木るえか エッセイスト

 舛添要一さんのニュースを見ていてしみじみ思うのは、……すごくくだらないことしか思い浮かばないのでイヤになるが……加齢の難しさだ。

舛添要一知事拡大昔からあまり変わらない? 東大助教授時代の舛添要一さん=1981年
 人は加齢によりひどい顔になるなあという。

 いや、舛添さんのことではない。舛添さんは「トシくっても容貌が衰えないタイプの顔」だから。

 たとえばローリング・ストーンズでいうとミック・ジャガーとキース・リチャーズは「加齢によって顔が崩壊」で、ビル・ワイマンとチャーリー・ワッツはじいさんになってもそれほど落ちなかった。

 これをすなわち「ぶおとこトシとらず」と言っている。整った顔というのは、いろいろなバランスによって成り立っていて、加齢でいったんそのバランスが崩れると悲しいことになる。

 舛添さんの顔はそもそもハンサムとかではないし、シワやコケやたるみによって悪くなるというタイプの容貌じゃないし、昔から意地悪というか陰険な顔つきだったからトシとってそれが目立っても、あんまり気にならない。

可愛かった女子の…

 私がしみじみ加齢の難しさを思うのは元奥さんの片山さつきさんのほう。

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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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