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指原莉乃がAKB総選挙で圧倒的1位になった理由

さっしーは、「真田丸」の豊臣秀吉=小日向文世だ!

青木るえか エッセイスト

人気もあるが、アンチも多い指原莉乃

 AKB選抜総選挙で1位になった指原莉乃について考える。

 もう世間はAKB選抜総選挙のことなんか忘れ果てている。選挙直後の「指原莉乃、脅威の24万票獲得!」から「指原が1位であることはAKBにとってどういう意味を持つのか」「指原じゃダメだろ」「指原でイイ」「いや指原ありえん」というような議論もすっかり静かになって、ただ指原莉乃はふつうにテレビに出ている。

1位が確定した瞬間、会場のスクリーンに映し出された指原莉乃 20160628拡大1位が確定した瞬間、会場のスクリーンに映し出された指原莉乃=2016年6月28日
 想像つくと思うけれど、AKBファン(AKB、SKE、NMB、NGTすべてのファン)に指原莉乃はたいへん人気があるが、同時にものすごくアンチもいる。

 アンチが申し立てる主な理由は「あれはアイドルじゃない」。アイドルは黒髪じゃないとダメ派とか華奢で可愛くないとダメ派とか若くないとダメ派とかおっぱい大きくなきゃダメ派とか、戒律の厳しい「宗派」があって、各派から「指原はちがう!」と言われている。

 2ちゃんねるでは、指原莉乃は「ゲロブス」呼ばわりである。いくら2ちゃんねるとはいえ、ゲロでブスって。断言するが指原さんはゲロではない。ブスでもない。スタイルいいし、よく指原さん本人が貧乳であると自虐的に言ってるが、あのスタイルにあのおっぱいのサイズは、神が計ったかのごとくぴったりです。

 でもまあ、いちばん可愛かった時のまゆゆ(今回の総選挙2位、渡辺麻友)の、きらきらした瞳とうすーい皮膚の中から光が溢れだしているような笑顔の、「あーこれはいわゆる、選ばれた少女なのだな」と感じ入らせるようなタイプではない。

 ではなぜ指原莉乃は24万票も獲得して圧倒的第1位になったか。 ・・・ログインして読む
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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

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