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太田基裕インタビュー/下

ミュージカル『Romale』、カルメンとの駆け引きをしっかりと見せたい

真名子陽子 ライター、エディター


太田基裕インタビュー/上

焦らないように自分のペースを守りながら

拡大太田基裕=宮川舞子撮影

――いろんな演出家さんとご一緒されていると思うんですけど、演出家に合わせていくほうですか? それともマイペースにいくほうですか?

 ……マイペースですね。あまり自分のペースを乱したくないタイプなので、そこは守っているかもしれないです。周りのペースが速いと、徐々に追いつこうと努力はするんですけど、それも自分のペースでしていきたいかな。もちろん言ってくださることはちゃんと聞きます。急な要求に対してすぐにできることもあれば、なかなか辿りつかないときもあります。焦らないように自分のペースを守りながら歩いて行くという感じですね。

――太田さんからアイデアを出したり、ディスカッションをしに行ったりされるんですか?

 どうかなあ…。とりあえずは一度やってみる、という考えが自分の中にあるので、やる前にアイデアを出すというのはあまりしないです。まずは演出家さんの方向性やどういう芝居作りをしたいのかを把握することに時間をかけますね。作り方に自分をなじませていくという感じです。

――共演者さんともそういう感じで接していかれるんですか?

 そうですね。相手役の方にこうして欲しいとかは言わないです。それぞれのペースが必ずあるので、お互いの空気感の中から生まれてくるものに、自分がどう合わせようかな、どう入っていこうかなと考えます。

――全体を見られるんですね。

 最初はやっぱり、視野が狭くなったりします。でも、でき上がってくると全体を見るようにして、そのバランスの中で自分がどういたいか、ということを考えるタイプかもしれません。役としてもそうありたいと思っています。その方が役のキャラクターが映えるんじゃないかなと思うんです。

◆公演情報◆
ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』
2018年3月23日(金)~4月8日(日) 東京・東京芸術劇場 プレイハウス
2018年4月11日(水)~21日(土) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
[スタッフ]
演出・振付:謝珠栄
原作:小手伸也
台本・作詞:高橋知伽江
音楽監督・作曲:玉麻尚一
[出演]
花總まり/松下優也/伊礼彼方 KENTARO 太田基裕/福井晶一/団時朗 ほか
公式ホームページ
〈太田基裕プロフィル〉
2009年ミュージカル『テニスの王子様』で舞台デビュー。主な舞台出演作品は、ミュージカル『刀剣乱舞』『手紙』『スカーレット・ピンパーネル』、舞台『黒子のバスケ』『マスカレイドミラージュ』など。5月からミュージカル『アメリ』、9月からミュージカル『ジャージー・ボーイズ』再演への出演が決まっている。
太田基裕オフィシャルブログ

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筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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