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歌手・加藤和樹インタビュー/上

がんばっているすべての人へ贈るフルアルバム『Ultra Worker』

真名子陽子 ライター、エディター


拡大加藤和樹=岸隆子撮影

 加藤和樹がアルバム『Ultra Worker』を7月18日(水)にリリースする。自身名義では9年ぶりとなるフルアルバムで、タイトルにあるように日々がんばって働いているすべての人へ贈る楽曲が揃う。そのタイトルをイメージしたスーツ姿のアルバムジャケットも話題に。各地で開催しているリリースイベントでは、そのスーツ姿の加藤和樹を見ることができる。そして、『Ultra Worker』を引っさげたライブツアーを8月と10月に行うことも決まっており、アルバム『Ultra Worker』に込めた思いや作詞した楽曲について、そしてライブツアーについて、一人の“Ultra Worker”として語ってもらった。

自分が歌っているイメージができるかがすごく重要

――アルバムタイトル『Ultra Worker』。なぜこのタイトルに?

 このタイトル=テーマですが、最初に決めたんです。というのも、自分自身もそうですが、握手会などで皆さんの話を聞いていると、「夜勤明けで来ました」「これから仕事なんです」と、働いている中で応援して下さっているんですよね。もちろん、主婦の方も家事や子育てで忙しい中、来てくださいます。そういう方達のために、何かメッセージを込めたアルバムを作れないかということで、『Ultra Worker』というテーマで創り、そのままタイトルにしました。

――みんなを応援するイメージでしょうか?

 そうですね、応援する感じの曲もありますし、改めて自分を見つめ直すキッカケになるような曲もありますし、背中を押して寄り添っている曲もあります。いろんな角度から、働いている方々、がんばっている方々を支えるような、問いかけるような一枚になっています。

――アルバムジャケットがスーツ姿なのも、そのテーマに合わせてなんですね。

 そうですね。そういう役が来ない限りスーツは着ないんですけど、やはりサラリーマンの方々はスーツが戦闘服なわけで。そういう戦っているというか、毎日忙しく働いているイメージでスーツ姿のジャケットにしました。

拡大加藤和樹=岸隆子撮影

――アルバムには10曲入っていますが、いろんな作詞・作曲の方々が参加されています。どのように選曲をされるんですか?

 選曲会議というのをするんですけど、僕だけじゃなくディレクターも含めて、たくさんある曲の中から話し合いながら選んでいきます。その時はデモなので、歌詞がなかったり別の歌詞が付いていたりしますが、まずは曲のイメージだけで選んで、作詞家さんにこういうテーマで歌詞を書いてくださいとお願いをする……という感じですね。

――選ぶ作業は楽しい? それとも難しいですか?

 なかなか難しいです。僕だけの好みだけでは選べないですし、聴いているだけだと心地良いけれど、実際に歌うとなるとまた違うんですよ。すごくカッコいいんだけど、じゃあ自分が歌うとなるとどうだろうとイメージします。メロディーは良いんだけど歌詞が付くとちょっとイメージが違うなということがあるんですね。それがプラスにもマイナスにもなるんですけどね。アレンジがあがってきて歌詞が付いた時点で、こんな曲になったんだ、良くまとまったねっていうこともあります。だからデモの段階だとまだ分からないんです。そこからいかに自分の色を付けた楽曲にしていくか。それはレコーディングの作業になります。久々にがっつりと制作作業をしていく中で、その時間は非常に楽しかったですね。

――なるほど。

 いかに自分が歌っているイメージができるかというのは、僕の中ですごく重要なことなんです。

「HERO」/自分自身は誰にも何物にも変えられない主人公

拡大加藤和樹=岸隆子撮影

――その中で作詞を3曲されています。1曲ずつお伺したいのですが、まず「HERO」について聞かせてください。

 今回のリード曲になります。働いている方達に関わらず、みんなそれぞれの人生がありますよね。その人生の中で、自分自身は誰にも何物にも変えられない主人公です。そういう事をテーマにして書きたいと、この曲を聴いたときに思ったんです。いろんな事を諦めちゃったりとか、回り道をしちゃったりすると、どうしても自信が持てなくなったり、ちょっと逃げてしまいがちになってしまう。自分もそういう時期があったので……。

――ご自身の経験から書かれたんですね。

 そうですね。それでも時間が過ぎていく中で、生きていくためにはやはり働かなきゃいけない。自分がやりたい事や何を選択していくかは自分次第ですよね。敷かれたレールの上を走っていても、自分の意思というものはすごく大事になっていくわけです。なんだろう……背中を押すような気持ちで書きました。

――作詞というのは、メロディーに歌詞を埋めていく作業なんですか?

 そうですね、埋めるというのも間違ってはいないんですけど、乗せていくという表現を僕はしています。メロディーが呼ぶ言葉があって……表現するのがなかなか難しいんですけど。これをメロディーに乗せられないんだったら違う言い方にしてみようとか。どうしても譲れない時はメロディーを変えさせていただくこともあります。もちろん相談しながらですけど。

――「HERO」の歌詞はすぐ書けたんですか?

 書き始めたらスルッと書けましたね。

◆加藤和樹『Ultra Worker』2018年7月18日発売◆
初回限定盤(CD+DVD) TECI-1591 \3,704+税
通常盤(CD) TECI-1592 \2,778+税
<CD収録曲> 初回・通常共通 全10曲
<DVD収録内容>「HERO」ミュージックビデオ+メイキング映像
詳細はこちら
★加藤和樹『Ultra Worker』発売記念スペシャルイベント
7月17日(火) 福岡・タワーレコード福岡パルコ店
7月18日(水) 東京・HMV&BOOKS SHIBUYA/東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO
7月19日(木) 東京・アニメイト秋葉原/東京・タワーレコード新宿店
7月21日(土) 福岡・タワーレコードアミュプラザ博多店
7月22日(日) 大阪・アニメイト大阪日本橋店animate  O.N.SQUARE HALL3F/大阪・HMV&BOOKS SHINSAIBASHI
7月28日(土) 福岡・HMV & BOOKS HAKATA
◆Kazuki Kato Live “GIG” Tour 2018 ~Ultra Worker~◆
8月3日(金) 大阪 Zepp Namba
8月5日(日) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
8月7日(火) 東京 Zepp DiverCity TOKYO
8月8日(水) 東京 Zepp DiverCity TOKYO
8月10日(金) 名古屋 ダイアモンドホール
8月13日(月) 仙台 Rensa
※チケット発売中
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10月27日(土) 金沢 AZ
10月28日(日) 名古屋 ダイアモンドホール
10月30日(火) 京都 MUSE
10月31日(水) 神戸 VARIT.
11月2日(金) 広島 CLUB QUATTRO
11月4日(日) 福岡 DRUM LOGOS
11月6日(火) 新横浜 NEW SIDE BEACH
11月9日(金) 大阪 Zepp Namba
11月11日(日) 豊洲 PIT
※チケット一般発売日 2018年8月18日(土)
加藤和樹公式ホームページ
〈加藤和樹プロフィル〉
2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月CD『Rough Diamond』でアーティストデビュー以来、毎年の全国ライブツアー開催や2008年の日本武道館他C.C.Lemonホール、日比谷野外音楽堂など毎年単独ライブを開催するなど、音楽活動を精力的に行っている。また、2009年からは韓国、台湾、中国でCDデビューを果たし、上海や北京、韓国でもライブを行い、『千本桜』などボカロ曲コンピレーションにも参加するなど海外にも活動の場を広げる。さらに声優としても活動しており2016年話題のアニメ「B-Project」(西川貴教総合プロデュース)で10代女子の心をつかみ、出演したライブイベントでは1日でツイッターフォロワー5000人増で話題になり、歌手・俳優・声優として10代~60代のファンを持つと各界が注目をしている。
加藤和樹オフィシャルTwitter

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筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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