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加藤和樹インタビュー/下

ミュージカル『タイタニック』再演に出演

真名子陽子 ライター、エディター


加藤和樹インタビュー/上

主役も何もない。自分の役をまっとうするだけ

拡大加藤和樹=草田康博撮影

――再演が決まったときはいかがでしたか?

 単純にまたトムと一緒に仕事ができるというのがすごくうれしかったですね。彼もこの3年でいろいろ経験を積んでるわけですし、僕もその間にいろいろ経験を積んできました。同世代なのですごく親近感もありますし、自分もがんばんなきゃってすごく刺激になります。ロンドンまで『タイタニック』を観に行った際、彼が演出した新作のゲネプロを少し見させてもらったんですが、やっぱりすごいなーって思いましたね。次から次へといろんなアイディアが湧いてくるんでしょうね。その彼とまた一緒にできるのは純粋に喜ばしいですし、楽しみです。

――今回、何か変更があったりするんでしょうか?

 現時点では、まだわからないですね。根本的には変わらないと思いますが、キャストも変わり、そこでトムが何を感じるかによって、役者に求めるものが変わってくると思います。

――キャストが変わることについては、いかがですか?

 とても楽しみです。今回、(鈴木)壮麻さんと、(石川)禅さんとの絡みが多くなります。壮麻さんは今回、船長役ですが、前回は船のオーナー・イスメイとして僕が演じるアンドリュースにいろいろな要求をしてくる役で、ほんとに嫌だなこの人、と思ってました(笑)。そのイスメイ役を今回は禅さんがされます。禅さんとは『ロミオ&ジュリエット』で共演させていただいてから、ほんとに尊敬していて、お茶目ですし芝居のアドバイスをいつも下さるので、すごく楽しみです。

――若い方からベテランの方までいる中で主役をするということは?

 あんまり考えていないですね。主役と言ってますけど、舞台に立てば主役も何もないので。自分の役をまっとうするだけ。ただ、カンパニーとしての立ち位置や雰囲気を作るのは座長だと思っていますから、その点は意識していますが、芝居に関しては主役だからということは考えないです。考えると、自分にプレッシャーをかけちゃうと思うんですよ。主役なんだからもっとがんばらなきゃって。そうじゃない、主役も他の役も変わりはないと思っています。

◆公演情報◆
ミュージカル『タイタニック』
2018年10月1日(月)~10月13日(土) 東京・日本青年館ホール
2018年10月17日(水)~10月22日(月) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
公式ホームページ
[スタッフ]
脚本:ピーター・ストーン
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:トム・サザーランド
[出演]
加藤和樹、石川禅、藤岡正明、戸井勝海、相葉裕樹、津田英佑、渡辺大輔、上口耕平、小野田龍之介、木内健人、百名ヒロキ、吉田広大、栗原英雄/霧矢大夢、菊地美香、小南満佑子、屋比久知奈、豊原江理佳、須藤香菜/安寿ミラ、佐山陽規、鈴木壮麻
〈加藤和樹プロフィル〉
アーティスト、俳優。2005年ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年にMini Album『Rough DiamondでCDデビュー。2018年7月18日に加藤和樹名義で9年ぶりのアルバム「Ultra Worker」をリリース。近年の主な舞台出演作品は、『1789 -バスティーユの恋人たち-』『マタ・ハリ』『レディ・ベス』『ハムレット』『フランケンシュタイン』など。8月と10月にライブ "GIG" TOUR 2018-Ultra Worker-を開催。12月にはproject K『僕らの未来』への出演を控えている。
加藤和樹オフィシャルサイト

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筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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