真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター
大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。
※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです
浪漫活劇『るろうに剣心』で神谷活心流師範代・神谷薫を演じる
――『るろうに剣心』は宝塚で上演されましたが、ご覧になりましたか?
はい、映像で拝見しました。もう素晴らしくて、劇場でも観てみたかったと思いました。実際に足を運んだお友達がいて、どれだけ凄かったかということを熱弁してくれました(笑)。早霧さんとご一緒できるというのは本当に凄いことだからねと。他にも観劇された方みなさんが宝塚でされた公演は本当に素晴らしかったと言われますので、プレッシャーはあります。でも、退団した後に再び男役として宝塚の時と同じ役をされることはとても珍しいことですし、そこに自分が、宝塚の娘役さんのポジションにいられるということはなかなか経験できないことだと思うので、それも楽しみたいなと思っています。
――実際に早霧さんにお会いしてどうでしたか?
制作発表会見で緋村剣心の姿をされた早霧さんは、本当にカッコ良かったです! 袴を着て殺陣をやったら誰も敵わないんじゃないかと思うくらいです。薫として自然と惹かれていくだろうなと思いました。
――今まで宝塚の舞台はご覧になったことはあるんですか?
あります。すごく煌びやかで、ショーを初めて見た時は驚いて、こんな艶やかな世界があるんだと思いました。それと今、元宝塚の方にすごく良くしてもらっているんです。
――そんな縁があるんですね。それはどなたですか?
白羽ゆりさんです。『魔女の宅急便』でご一緒させていただいて、今でもいろんな相談にのって頂いていて…。今回も白羽さんにもアドバイスをもらえたらといいなと思っています。雪組にいらっしゃいましたし! 心から信頼しています。
――そうなんですね。プライベートでもお話をするんですか?
そうなんです。仕事以外の話もいっぱいしますし、「しらはねーさん」って呼んでいます(笑)。本当にお姉さん的な存在なんです。
◆公演情報◆
浪漫活劇『るろうに剣心』
2018年10月11日(木)~11月7日(水) 東京・新橋演舞場
2018年11月15日(木)~11月24日(土) 大阪・大阪松竹座
公式ホームページ
[スタッフ]
原作:和月伸宏『るろうに剣心-明治刺客浪漫譚-』(集英社ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
音楽監督:太田健(宝塚歌劇団)
[出演]
早霧せいな、上白石萌歌、廣瀬友祐、三浦涼介、上山竜治、植原卓也、愛原実花、松岡広大/松岡充 ほか
〈上白石萌歌プロフィル〉
2011年に当時最年少の10歳で第7回「東宝シンデレラ」でグランプリを受賞する。2012年女優デビュー。ドラマや映画で実績を重ね、舞台『魔女の宅急便』『星の王子さま』『続・時をかける少女』では主人公を演じる。アニメーション映画「未来のミライ」では声優として主演を務めた。TBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』に出演中。9月14日公開の映画『3D彼女 リアルガール』に出演している。
★上白石萌歌公式ウェブサイト
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