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大坂なおみ胸キュン日本語が日本スポーツ界を救う

人の心に触れるには「自分の頭」と「自分の言葉」。それしかない

矢部万紀子 コラムニスト

 「男女を通じて初めて、テニスの4大大会シングルス優勝」ということで、歴史に名前を刻んだ。これからどんどん勝って「強い大坂伝説」が積み重ねられるに違いない。そして、そのたびに大坂選手の「試合後インタビュー」が見られる。とても楽しみだ。

 可愛いから? もちろんそれもある。優勝決定後、「おやすみなさーい」と締めくくる彼女のインタビューをヘビロテで見たが、確かに可愛い。でも私がひかれるのは、

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筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。最新刊に『雅子さまの笑顔――生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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