2018年12月04日
1年ぶりのご無沙汰です。今年も関東開催のカープ戦にほぼ皆勤してしまい、ついに本WEBRONZAのライバルサイト編集長から更迭され、めでたく平編集者となって、かえってノリノリでぼっち外野席を堪能する「カープおじさん」の井上と申します。
丸佳浩選手がFAによる巨人入りを表明したことで、カープファンもいろいろな意見を各所で披露しています。ですがどうも、熱心なファンの人ほどモヤモヤした感想を語っている印象があります。
悲しい話ではあるけれど、昨年にダメな契約更改をした球団も悪い気がするし、でも「上のレベルで」なんて言っていた丸選手が巨人で元タレントのコーチから熱血指導を受けようとするのも変な気がするし……。
このような感じで、みんなモヤモヤをうまく言葉にできていないような印象なのです。今回、そんなモヤモヤ人間の1人として何か書いてみよ、と指令を受けたので、がんばってモヤモヤの言語化を試みることにします。
2013年、広島カープは初のCS(クライマックス・シリーズ)進出を決め、半分が赤く染まった甲子園に乗り込みました。私もレフトスタンドの狭い座席で半身になりながらスクワット応援をし、ほとんど脱水症状に陥りながら連勝を見届けたものです。
あのときの感激の涙を台無しにしたのが、そういえばCSファイナルステージ第1戦の大竹寛選手の投球でした。
決して手を抜いた投球ではなかったのは、東京ドームのスタンドで観ていても分かりました。でも、巨人打線相手に、どうも何か
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