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客前で大声で長々と叱らないで。外国の従業員を

日本のお店で何回も見た悲しい光景。あれは教育じゃない。怒りです

ミン・ヨンチ ミュージシャン 韓国伝統音楽家

音楽だけじゃない国立国楽高等学校

 韓国国立国楽高等学校、名前も長い……

 韓国語の発音も、すごく難しく、クンリンクガクコドゥンハッキョ、言えるかっ!!

 この学校、前身は李王朝雅楽部養成所という偉い所だったんです。しかも全校生徒が奨学生で、卒業すると少しのお給料ももらえました。なので、ちょっとした公務員みたいな感じになるのです、高校生から。緊張!

 1学年、120人で2クラス。計360人。女子が9割で、男子が1割。まるで女子高。高校入試の倍率は私の時で、およそ4倍。現在はもっとすごいらしい。

 なぜこの高校が人気なのかは、大学入学率が90パーセントを超えるから。全学科と楽科が1番だった優秀な子たちが全国から集まってきます。

 学校生活は、毎朝5時くらいに家を出て、夜11時くらいに帰宅。こんな日々が3年間。

 何をしているかというと、朝は、学校に着いて、授業の前に、専攻の実技の自主練を1~2時間する。で、授業の前の予習授業というのがあって、それを2時間くらい受けて、本授業を午前8時くらいから午後5時くらいまで受ける。そのあと補習授業というのがあって、それが終わって、実技の自主練2~3時間くらいして帰宅。

 みんながみんな、こうしていたので、やるしかなかった。

 音楽専門学校なので、音楽ばかりやっていたんでしょ、と思われるが、ぜんぜん……勉強ばっかり。なぜならばそれは大学入試のためである。

 普通の学校の、学科授業が全部あって、プラス、国楽の授業達。

 専攻実技 私はテグム、それと、国楽概論、西洋楽理論、聴音、民謡、パンソリ、韓国舞踊、タンソ(小さな韓国伝統笛)、合奏、チャンゴ、などなど、覚えている。中間や期末テストの期間が長かったーー。

 1日、2~4科目テストで、約2週間くらいかかったと思う。なので、その2週間、いや、その何週間前からは、地獄だった、とりあえず眠たかった。

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筆者

ミン・ヨンチ

ミン・ヨンチ(閔 栄治) ミュージシャン 韓国伝統音楽家

大阪生まれ。幼少の頃からブラスバンドやドラムを経験し、高校から韓国へ。旧李王朝雅楽部養成所であった国立国楽高等学校に入学、ソウル大学音楽学部国楽科卒。1992年サムルノリ競演大会個人部最優秀賞。1992年国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」に入団。1993年スーパー・パーカッション・グループ「PURI」創団メンバー。イ・ムンセ(歌手)のテレビ番組にも出演。現在も韓国伝統音楽とジャンルの違う音楽とのコラボレーションに活動中で、2009年に立ち上げた公演「新韓楽」ではジャズとコラボ―レーションした。日韓両国で数多くの公演。アルバム「HANA」(2015年/ユニバーサルミュージック・ジャパン)をリリース。ライブでは日本全国3万人を動員。国楽管弦楽の作曲にも力を入れ、2014年韓国文化芸術委員会で作曲賞受賞。「大衆に楽しんで聞いてもらえる楽曲作り」を目指す。

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