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指原莉乃の魅力は「頼りになる長女の弱気な一瞬」

青木るえか エッセイスト

AKB総選挙で3連覇を果たした指原莉乃さん=17日、沖縄県内 2017年6月拡大AKB総選挙で3連覇を果たした指原莉乃さん=2017年6月

指原莉乃はHKTで何をしていたか

 「会いに行けるアイドル」というのがAKBグループの社是みたいなもんなので、キャパ300ぐらいの劇場を持っていて(秋葉原にAKB48劇場というものがある、という程度のことは一般の人でも知ってるだろう。それが大阪にも名古屋にもある。博多は何箇所かのホールを借りてやっていて、来年ヤフオク!ドームに専用劇場が完成する)、そこで月に10回から20回ぐらいの公演がある。公演はだいたい2時間弱で、私は女なので男より料金が1000円安く2100円。この値段には驚かれる。

 各グループのメール会員というやつになって定められた期間に応募すると抽選で当たってそれが見られるわけだ。抽選倍率はだいたい10倍前後(らしい)。

 この劇場公演、値段からもわかるかもしれないが、有名なメンバーはあんまり出てこない。

 私はHKTの劇場公演には80回ぐらい行ったことがあるけれど、指原莉乃が出た時に当たったことは一度としてない。というか、ほとんど指原は劇場に出ない。生誕祭というのに出るのと、あとは周年記念公演ぐらい。そうじゃない時に出ると決まったりすると「何かが起こるのか!」「重大発表でもあるのか!」とHKTのファン全体がどよめきたつというぐらいのものである。

 それぐらい、劇場公演をお留守にしている指原莉乃が、HKTで何を

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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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