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【公演評】花組『Dream On!』

水美舞斗も特別出演!綺城ひか理・飛龍つかさを中心に若さ弾けるバウホール公演が開幕

さかせがわ猫丸 フリーライター


拡大『Dream On!』公演から、左から 飛龍つかさ、水美舞斗、綺城ひか理=岸隆子撮影

 花組ショーケース『Dream On!』が、5月20日、宝塚バウホールで初日を迎えました。綺城ひか理さんと飛龍つかささんを中心に花組生19名による、バウホール公演ならではの若さあふれるショー作品です。ふだん大劇場では端っこにいる若手メンバーたちにもスポットが当たり、全員が全力アピールで弾ける姿には片時も目が離せません。

 1幕はレビューの歴史をメドレー形式で、2幕はショーの魅力を歌とダンスで披露。宝塚の昔と今をスピード感たっぷりの演出で魅せました。

 20日の初日から27日までは水美舞斗さん、帆純まひろさん、一之瀬航季さんが特別出演し、ひときわ豪華に華を添えています。(以下、ネタバレがありますのでご注意ください)

水美が客席の空気をつかむ

拡大『Dream On!』公演から、水美舞斗=岸隆子撮影

 初日から27日までは特別出演の水美さんが中心となり、第1部は宝塚の歴史を振り返り、戦前・戦後・現在までをメドレーで歌い踊りました。

 オープニングは、おなじみ「シング・シング・シング」からいきなりの客席下りで、お客様も一緒になってテンションアップ。その後に続く古い名曲の数々は、若いファンにとっては新鮮に響くかも。歌い継がれる定番「愛の宝石」「アマール・アマール」もじっくりと聞かせます。

 ≪One man Musical≫のコーナーでは、近年の大ヒット作が目白押しとなりました。「キッチュ(エリザベート)」では水美さんがルキーニに大変身。お客様へ問いかけるように歌いながら、1人で会場全体の空気をつかむのはさすがでしょうか。そこから雰囲気が一転、「MARIA(WEST SIDE STORY)」をしっとり歌い上げ、「ハゥ・トゥー・サクシード」でまたテンポアップし、「エメ(ロミオとジュリエット)」では咲乃深音さんとロマンチックなデュエットダンスを踊ります。

 1幕の終わりは、出演者とお客様が全員で盛り上がる「ランベス・ウォーク(ME AND MY GIRL)」へ。今回、ヒロインポジションを担った春妃うららさんのサリーもキュートで、水美ビルとともに、本公演が見たくなる完成度でした。

◆公演情報◆
ショーケース『Dream On!』
2019年5月20日(月)~6月4日(火) 宝塚バウホール
公式ホームページ
[スタッフ]
作・演出/三木 章雄

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筆者

さかせがわ猫丸

さかせがわ猫丸(さかせがわ・ねこまる) フリーライター

大阪府出身、兵庫県在住。全国紙の広告局に勤めた後、出産を機に退社。フリーランスとなり、ラジオ番組台本や、芸能・教育関係の新聞広告記事を担当。2009年4月からアサヒ・コム(朝日新聞デジタル)に「猫丸」名で宝塚歌劇の記事を執筆。ペンネームは、猫をこよなく愛することから。

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