メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

無料

【1】浪曲師の、とある一日

絶滅危惧芸能を受け渡し

玉川奈々福 浪曲師

 皆さんはじめまして! 浪曲師の玉川奈々福と申します。

 読んでくださる方々の、どれだけの方が、「浪曲」という芸能をご存知か。

 そして、ナマの浪曲を体験したことがあるか……。

 ライブに来ていただければ、あなたの胸をズギュン!と、必ずや撃ち抜いてみせるんですけれど。

 見たことないよ、という方へ簡単にご説明。

 浪曲とは、物語を語る芸能であります。物語を語る芸っていうのは、日本にはいっぱいあって、お能も狂言も、義太夫節も、講談も落語もそうですが。

 浪曲は比較的新しい。明治時代に生まれた芸です。そして一人じゃなくて、演者と三味線の二人で演じます。

 舞台はこんな感じ。

奈々福の浪曲旅日記拡大玉川奈々福(左)と曲師の沢村豊子=多田裕美子氏撮影

 浪曲のお三味線弾きのことは「曲師」と申しまして、私はほとんどの舞台を、芸歴70年の沢村豊子師匠に弾いていただいております。

 こんなかわいいお師匠さんです。

奈々福の浪曲旅日記拡大笑顔がかわいい沢村豊子師匠=矢幡英文氏撮影
  
 浪曲師と曲師、カラダは二つ、ココロは一つで、物語を紡いでいくのです。

 で、こんな二人連れで、全国さまざまなところで浪曲を披露し、またさまざまな角度の企画で舞台に立ちます。

 そんな私の、旅……それは、本当に北から南へ、はたまた外国への、実際の旅かもしれないし、さまざまな企画に臨む心の旅かもしれないのですが、浪曲師の、旅する日常を、書き綴っていきたいと思います。よろしくねっ!!!


関連記事

筆者

玉川奈々福

玉川奈々福(たまがわ・ななふく) 浪曲師

横浜市生まれ。出版社の編集者だった94年、たまたま新聞で浪曲教室のお知らせを見て、三味線を習い始め、翌年、玉川福太郎に入門。01年に曲師から浪曲師に転じ、06年、玉川奈々福の名披露目をする。04年に師匠である福太郎の「徹底天保水滸伝」連続公演をプロデュースして大成功させて以来、数々の公演を企画し、浪曲の魅力を広めてきた。

玉川奈々福の記事

もっと見る