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お年寄りほどいい俳優はいない

高齢者、認知症と楽しく生きる俳優の覚え書き(2)

菅原直樹 俳優・介護福祉士

老人ホームには人生が詰まっている

 老人ホームには人生が詰まっている。「医者」「教師」「サラリーマン」「調理師」などあらゆる職種の肩書きを持っていた人々が、一人の年老いた人間として今ここに集まっている。お年寄りにゆっくりと舞台の上を歩いてもらって、その背後に人生のストーリーを流したら、もうそれだけで立派な演劇になるのではないかと思った。

介護と演劇拡大OiBokkeShiの演劇「カメラマンの変態」(2017年)。字幕にはかつてカメランだった要介護者の人生のストーリーを流している

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筆者

菅原直樹

菅原直樹(すがわら・なおき) 俳優・介護福祉士

1983年宇都宮市生まれ。 「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。 2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。12年、東日本大震災を機に岡山県に移住。認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開している。 18年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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