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滝川クリステルなら小泉進次郎に太刀打ちできる

青木るえか エッセイスト

小泉家の男と女

 首相官邸での結婚発表会見。なぜ閣僚ですらない一国会議員が首相官邸でそんな発表してるんだ、という意見には「首相官邸なんてのは何やってもいい」と思うのでそれはよい。

 小泉進次郎と滝川クリステルが並んでそれぞれ質問に答える。滝川さんは、緊張してるのか気分が高揚してるのか、何か目元が赤く、目も潤んでいるかのようだが、表情は固めでチラッチラッと進次郎を見ている。が、進次郎はぜんぜん見ないんだ。ひえー。

 翌日の『ひるおび!』によれば、官邸での会見では見つめ合ったのは1回。その後、横須賀の実家前で取材に答えた時には「6回」見つめ合って、スタジオは「お熱いですね~」的に盛り上がってたが、6回て! 大丈夫か。

 『日本の血脈』(文藝春秋)という本がある。ノンフィクション作家の石井妙子が、各界有名人を血脈から解き明かす、という本で、オノ・ヨーコに小沢一郎、中島みゆきに香川照之、堤康次郎、秋篠宮紀子妃、美智子皇后(当時)などが並ぶそのトップバッターが小泉進次郎なんだが、これが実に面白い。

 進次郎には曾祖父にあたる小泉又次郎(元逓信大臣。背中にイレズミが入ってたことで有名)から、その娘、入り婿の小泉純也、その息子の純一郎と姉弟。そして純一郎の、今では語られない結婚生活と、小泉家としてはあまり知られたくなさそうなことを、いやな感じに(これは褒めている)書いてある。

逓信大臣の小泉又次郎と娘の小泉芳江(左)=電報通信社拡大逓信大臣時代の小泉又次郎と娘の小泉芳江(進次郎氏の曽祖父と祖母)=電報通信社

 その中に、とても印象的なフレーズがある。

 純一郎の母である小泉芳江が、 ・・・ログインして読む
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筆者

青木るえか

青木るえか(あおき・るえか) エッセイスト

1962年、東京生まれ東京育ち。エッセイスト。女子美術大学卒業。25歳から2年に1回引っ越しをする人生となる。現在は福岡在住。広島で出会ったホルモン天ぷらに耽溺中。とくに血肝のファン。著書に『定年がやってくる――妻の本音と夫の心得』(ちくま新書)、『主婦でスミマセン』(角川文庫)、『猫の品格』(文春新書)、『OSKを見にいけ!』(青弓社)など。

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