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飯豊まりえ&宅間孝行インタビュー/下

タクフェス『流れ星』、魔法使いは未知の世界でおもしろくなりそう

真名子陽子 ライター、エディター


飯豊まりえ&宅間孝行インタビュー/上

いわゆるかわいい魔法使いではない

拡大飯豊まりえ(右)と宅間孝行=宮川舞子 撮影

――魔法使いマリーはどんな設定なんですか?

宅間:いわゆる魔法使いマリーです♪っていう少女漫画のイメージから一番遠いところに置きたいんです。

飯豊:それは台本を読んだときに感じました。

宅間:昭和のアニメのキャラクターとして出てくる魔法使いなんだけれど、でも、おっさん、みたいな……。

――おっさん?

飯豊:マリーはちょっと口が悪いんです、おっさんみたいな人なんです。

宅間:魔法使いだけど、「お前さあ」って足を広げて言っちゃうような、いわゆるかわいい魔法使いではないんです。

――なるほど! それで、「お前さあ」と。そういう役はどうですか?

飯豊:自分とのギャップがあるので、すごく楽しみです。絶対にそういうことを言わないので、未知の世界ですしおもしろくなりそうだなと思っています。

宅間:喜ぶんですよね。女の子が女の子らしからぬキャラクターを演じると。人気があるんです、サバサバしてる感じが。お母さん(田中美佐子)がそういう感じだからね。

飯豊:そうなんですね。でも、そういうイメージはあります。

宅間:美佐子さんを頼りにするといいかもね。

飯豊:お前さあ、とか言われます?

(一同笑)

宅間:お前さあとは言わないと思うけれど、あんたさあって言うかも(笑)。あんた、もう少し工夫しなさいよって。もちろん良い作品を創るためにね。

初舞台ということでみんなかわいがってくれる

拡大宅間孝行=宮川舞子 撮影

飯豊:そういうことも言われたことないんです。

宅間:そうかあ、今は現場では言わないのかなあ。

飯豊:言われ慣れていないんです。

宅間:慣れるよ。慣れるというのは環境にね。稽古から本番まで、3ヶ月ぐらい一緒にいるわけじゃない。そうするとね、どうしたって一緒にいる時間が長くなるから、ファミリーみたいになってくるんですよ、現場ってそういうものなんです。だから、そういうのはちょっと……って避けてしまったりするとどんどん距離ができてしまうから、いずれ終わるので、12月の頭までだと思ってがんばって家族のふりをしてください(笑)。

飯豊:(笑)、はい。でも、そういう風に言っていただけてうれしいです。最初から距離を取られてしまったらどうしようと思っていましたので。

宅間:大丈夫、大丈夫。同世代の方もいるし、初舞台ということでみんなかわいがってくれるんじゃないかな。なるべく初舞台ということをアピールしたらいいよ。みんな優しくしてくれるから。

◆公演情報◆
タクフェス第7弾『流れ星』
新潟:2019年10月12日(土) りゅーとぴあ・劇場
栃木:2019年10月17日(木) 足利市民プラザ・文化ホール
仙台:2019年10月26日(土) 電力ホール
札幌:2019年11月3日(日・祝)~4日(月・祝) 道新ホール
福岡:2019年11月9日(土) ももちパレス 大ホール
東京:2019年11月13日(水)~11月24日(日)  サンシャイン劇場
名古屋:2019年11月28日(木)~12月1日(日) ウインクあいち
大阪:2019年12月4日(水)~12月8日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
公式ホームページ

[スタッフ]
作・演出:宅間孝行
[出演]
田中美佐子、飯豊まりえ/柳美稀、富田 翔、冨森ジャスティン/川村エミコ(たんぽぽ) 近藤くみこ(ニッチェ)/ 松村 優 越村友一 遠藤瑠美子 若林元太/ダンカン/宅間孝行 ほか

〈飯豊まりえプロフィル〉
2012年に女優デビュー後、数多くのドラマ・映画に出演。テレビ朝日木曜ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』に出演。9月には映画『いなくなれ、群青』、『惡の華』、2020年1月には主演映画『シライサン』の公開も控えている。毎週土曜朝には情報バラエティ番組「にじいろジーン」 (関西テレビ系)にレギュラー出演中。また、雑誌「Oggi」「MORE」でモデルとしても活躍中。
公式twitter
公式instagram

〈宅間孝行プロフィル〉
東京都出身。タクフェス主宰。俳優・脚本家・演出家。1997年、劇団「東京セレソン」を旗揚げ。2001年「東京セレソンデラックス」と改名するのを機に、主宰・作・演出・主演として活動。2012年12月に劇団を解散。2013年、「タクフェス」を立ち上げる。役者としてドラマや映画に多数出演する一方、脚本・演出家としても活動。主な脚本作品には『花より男子』シリーズ(05/07/08/TBS)、『スマイル』(09/TBS)などの脚本を手掛ける。また、劇団作品の映像化としては、ドラマ『歌姫』(07/TBS)、映画『くちづけ』など。2008年『同窓会』では初監督・脚本・主演を務め、映画『全員、片想い』内の短編『サムシングブルー』(16)、『あいあい傘』(18)、『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』(19)では監督・脚本を務めた。
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筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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