メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

「高橋大輔の色気」を今こそ黒柳徹子的に分析する

矢部万紀子 コラムニスト

「徹子の部屋」で、高橋大輔さんの言葉に打たれた

 それから1年、このほどの転向表明を受け、またも彼の色気について書いている。これで3度目だ。「三度目の正直」という諺もある。最近の分析結果をビシッと発表したい。

 高橋大輔という人は、全然エロくない。だから、色っぽい。

 これだ。認識してしまえば、別に大したことではない。むしろ、とっくにわかっていたことだ。だが、言語化できた。うれしい。高橋さんは、エロくないから色っぽいんだ。

 きっかけは4月、高橋さんが出演した「徹子の部屋」(テレビ朝日系)だった。見終わってすっきりした。1人の大人としての高橋さんをじっくり見て、いろいろなことがわかった。最大の成果が「彼はエロくない」という気づき。そこに至る道として、彼の優しさと冷静な自己分析力を知った。優しい人であろうことは、前から気づいていた。それを裏付けるエピソードも知っていたし、「困った系ハンサム」という顔立ちこそ優しさの証明だ。だが、自己分析力は新鮮だった。なので、まずその話から。

岡山県スケート連盟の栄誉賞を受けた拡大高橋大輔の「自己分析力」とは……

 後輩の活躍をどう見ていたかを尋ねられ、高橋さんはこう答えた。「スケートの世界がどんどん変わっていった時、それを引っ張る選手が日本の、それも男子から出るなんて喜びでしたし、もう違う世界だなと感じました。羽生(結弦)君、宇野(昌磨)君は別次元だな、勝てないな、と」。だけど「少しでも(近づいて)いけるように頑張る」と、復帰時の思いを語った。それも納得なのだが、その後の言葉に打たれた。

・・・ログインして読む
(残り:約1633文字/本文:約3407文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

矢部万紀子

矢部万紀子(やべ・まきこ) コラムニスト

1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長をつとめた後、退社、フリーランスに。著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。近刊に『雅子さまの笑顔――生きづらさを超えて』(幻冬舎新書)

矢部万紀子の記事

もっと見る