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「身の丈」発言は英語入試を「正しく」表した

大臣の言葉であらわになった本質。撤回・釈明しても問題は消えない

刀祢館正明 朝日新聞記者

説明不足ではなくて、本音なのでは

英語入試拡大「身の丈」発言を釈明する萩生田光一・文部科学大臣=2019年10月28日

 内閣改造で萩生田氏が文部科学大臣に就任したのは9月11日。発言はその翌月だ。この入試改革についてどれだけの予備知識があったのかわからないが、さすが首相の側近だけあって、要点をつかむのがうまい。

 BSフジの番組でも、キャスターの質問に対し、正面からの回答を避けようと思ったら、「いろいろなご批判があるのは承知しています。一つひとつ解決するよう努力しているところです」などと言うことも可能だったはずだ。

 しかし彼はそうしなかった。番組の中で、きちんと説明しようとしているように見えた。

 そこで「身の丈」という言葉が出てきた。

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筆者

刀祢館正明

刀祢館正明(とねだち・まさあき) 朝日新聞記者

関西生まれの関東育ち。1982年朝日新聞入社。整理部記者、朝日ジャーナル記者、アエラ記者、学芸部(現・文化くらし報道部)の記者と次長、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)客員研究員、早稲田大学非常勤講師、オピニオン編集部編集委員などを経て、現在は夕刊企画班のシニアスタッフ。2013年秋から2019年春まで夕刊で「英語をたどって」を連載した。担当した記事が本になったものに『塩の道を行く』『奔流中国』『3.11後 ニッポンの論点』など。英語は嫌いではないが得意でもない。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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