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力士のSNS使用は条件を付けて解禁すべきだ

岸田法眼 レイルウェイ・ライター

力士の私生活をSNSで公開する必要はない

 協会もホームページのほか、Twitterで情報を随時更新している。特にTwitterはおもに幕内の取組結果や告知を行なう。協会の広報部が更新しているそうで、“型どおり”の情報のみを流すせいか、世にいう「炎上」はない。

 力士や親方衆のTwitterにある程度アクセスすると、頻繁に更新しているのは二子山親方(元大関雅山)で、所属力士の成績などをツイートし、弟子の相撲を分析している。基本的に角界に対する持論は述べない。ほか、九重親方(元大関千代大海)、中村親方(元関脇嘉風)、第69代横綱白鵬などのTwitterも拝見したが、比較的更新間隔が空いている。

 もっとも、ツイートするほどヒマではなく、協会に在籍していた貴乃花光司氏(第65代横綱。現・貴乃花道場理事)のように、波風を立てるような言動を避けたいのだろう(要は力士や親方のほとんどは、歴代理事長のイエスマン?)。

 ただ、気になるのは、力士に限ったことではないが、私生活の様子をツイートやInstagramでさらけ出す必要があるのかだ。まるで思い出の詰まったアルバムを一般公開しているようなものだ。相撲部屋や国技館内、巡業先の様子を更新するのは“仕事場”なのだから理解できるが、例えば行きつけのお店やジムなどをアップしたら、心ない野次馬が場所を特定して駆けつけ、店の営業にも影響を与えかねない。

ツイッターに掲載された写真=峰崎親方(元幕内・三杉磯提供拡大8月、力士がツイッターに投稿した夏合宿の写真はネットで話題に=峰崎親方(元幕内・三杉磯)提供

 また、リアルタイムで“今、自分はここにいます”的なものをアップすると、

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筆者

岸田法眼

岸田法眼(きしだ・ほうがん) レイルウェイ・ライター

2007年1月にライターデビュー。旅、鉄道、小説、時事問題、プロ野球、大相撲、平和などをテーマに執筆。『TRAIN MODELING MANUAL』(ホビージャパン)、『鉄道のテクノロジー』(三栄書房)、『鉄道ファン』(交友社)、『ハフポスト日本版』などに寄稿している。