小川敦生(おがわ・あつお) 多摩美術大学芸術学科教授、美術ジャーナリスト
1959年北九州市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。日経BP社の音楽・美術分野の記者、「日経アート」誌編集長、日本経済新聞美術担当記者等を経て、2012年から多摩美術大学芸術学科教授。「言語メディア」「音楽と美術」などの授業を担当。同大学で発行しているアート誌「Whooops!」の編集長を務めている。一方では「日曜ヴァイオリニスト」「ラクガキスト」を名乗り、アマチュアながら演奏とデジタル絵画制作に興じる顔を持つ。現在は日本経済新聞などの媒体に美術記事を寄稿しているほか、音楽之友社運営のウェブマガジン「ONTOMO」で「日曜ヴァイオリニストの“アートな”らくがき帳」を連載中。これまでの主な執筆記事は「パウル・クレー 色彩と線の交響楽」(日本経済新聞)、「絵になった音楽」(同)、「ピカソ作品の下層に見つかった新聞記事の謎」(日経ビジネス電子版)「なぜ怪物が描かれたのか?——クリムトが描いたベートーヴェンのアヴァンギャルド」(ONTOMO)など。一般社団法人Music Dialogue理事。
※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです