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内海啓貴インタビュー/下

ミュージカル『アナスタシア』、観に来て下さった方の背中を押せる作品にしたい

真名子陽子 ライター、エディター


内海啓貴インタビュー/上 

ホントに歌うことが大好きだからすごく楽しい

――そういった経験もすべて役に活かしていけますね。いつも役へのアプローチはどういう風にしているんですか?

 今回の作品で言えば、やはり時代背景を勉強した方が良いと思いましたので、今は小説を読んで勉強しています。20世紀初頭のロシアがどんな国だったのか、動画でもアップされていたりするんです。それを見ながら、ディミトリは子どもの頃、こういう世界の中で生きてきたんだなと思うと、「My Petersburg」の曲の重みをすごく感じます。その時代に生きてきた青年が、パリへ行くことで変わっていく。それがミュージカルの要素によって素敵な物語になると思います。

――その要素のひとつ、歌の力は大きいですね。

 はい。歌は聞いた時から虜になりましたので、『アナスタシア』の楽曲はスマホに全曲入れています。それくらい好きですね。曲を聞くだけでイメージがすごく膨らむんです。これからもまだまだ勉強していきますので、もっと広がっていくんじゃないかなと期待しています。映像もありますし、そこに曲がすごくマッチしているので、お客さまにもしっかりと楽曲の良さを届けられるのではと思っています。

拡大内海啓貴=宮川舞子 撮影〈ヘアメイク:沖山吾一、スタイリスト:Die-co★、衣装協力:ARCHETIPO(アルケティポ)/NOVARESE 銀座(ノバレーゼ 銀座)03-5524-1117〉

――制作発表会見で歌われた様子を拝見したのですが、歌った瞬間に表情が変わって、そのパッションが素晴らしいなと思ったのですが、何を思い歌われたのでしょう?

 自分がこれまで調べてきた時代背景などを想像して歌いました。「負けるもんか」という歌詞があるんですけど、ホントに悔しい思いもしてきたんだろうなとか、いろんな情景をイメージして。歌うといろんな感情が動きます。

――歌のレッスンもされているんですか?

 はい、呼吸の方法といった基礎からやっています。

――改めて基礎からレッスンしようと思われたんですね。

 そうですね。例えば、響かせるポイントはすごく奥深くて、決して自分がこれまでにやってきたことは間違いじゃないんですけど、ある方にもっとこうした方がお客さまに届くし、響かせることができるからと言っていただいて、それから少し歌い方を変えてみようと思ったんです。

――歌うことは楽しいですか?

 楽しいです! ホントに歌うことが大好きだからすごく楽しいんです。

◆公演情報◆
ミュージカル『アナスタシア』
東京:2020年3月1日(日)~3月28日(土) 東急シアターオーブ
大阪:2020年4月6日(月)~4月18日(土) 梅田芸術劇場 メインホール
公式ホームページ
[スタッフ]
脚本:テレンス・マクナリー
音楽:ステファン・フラハティ
作詞:リン・アレンス
振付:ペギー・ヒッキー
演出:ダルコ・トレスニャク
[出演]
葵わかな・木下晴香
海宝直人・相葉裕樹・内海啓貴
山本耕史・堂珍嘉邦(CHEMISTRY)・遠山裕介
大澄賢也・石川禅/朝海ひかる・マルシア・堀内敬子
麻実れい ほか
※海宝直人は東京公演のみ出演。
 
〈内海啓貴プロフィル〉
 高校生から活動をスタートし、デビュー後はフジテレビの「GTO」やNHK・Eテレ「Rの法則」などテレビを中心に活躍。近年は『黒執事 Tango on the Campania』や『陰陽師~平安絵巻~』『いつか~one fine day~』など多くのミュージカルに出演している。
公式ホームページ
公式twitter

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筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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