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杉田水脈議員ら保守界隈が夫婦別姓を毛嫌いする家庭の事情

確かに彼らの家族は崩壊するかもしれない

勝部元気 コラムニスト・社会起業家

選択制は本当に「他人の家族の話」なのか?

 でも、なぜ彼らラガードは選択的夫婦別姓に頑なに反対し続けるのでしょうか? 社会学者の山口一男氏も、選択可能になる制度は誰も損をするものはではない「パレート改善的制度」であると述べていますが、あくまで他人の家族の話なのに、なぜ必死に介入するのでしょうか?

 その理由として「伝統的家族観が壊れるから」という発言をよく耳にします。安倍首相も2020年2月4日の予算委員会で、「夫婦の氏が異なることで子への悪影響が生じることを懸念する人も相当数いる」と答弁しています。ですが、いずれも「よその家族が別姓を選択することを認めない理由」にはなっていません。

 彼らがよその家族に平然と介入するのは、

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筆者

勝部元気

勝部元気(かつべ・げんき) コラムニスト・社会起業家

1983年、東京都生まれ。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱う。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。株式会社リプロエージェント代表取締役、市民団体パリテコミュニティーズ代表理事。所有する資格数は71個。公式サイトはこちら

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