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なぜ真っ先に公演やイベントを中止? こういう時こそ芸術家を止めないで!

音楽や芸術を浮かれて遊んでいるものとしか見れない政治家や官僚へ、ぜひ伝えたいこと

ミン・ヨンチ ミュージシャン 韓国伝統音楽家

電車やバスで感染したら誰が責任取るの?

 で、一番気になるのが、通勤に使ってる、電車やバスなどはどうなるの?

 それはそれは、ものすごい密度で集まって長時間、密着してますよ。

 公演の場合、責任問題は公演主なので、公演中止にしているんでしょ。学校も結局は教育委員会?

 なら、交通機関で感染した場合は、どなたが責任取るのでしょう?

 それはみんな生活のために働いてるので、暗黙の了解で、感染しても自己責任にしているのでしょうが、それはそれで仕方ないのだろうか?

 では、公演は見たいものは見たい人で、自己責任にできると言う選択肢もありますよね。

 公演関係者、アーティスト、スタッフ、企画制作者のみなさんも、先に申し上げた電車で会社に通っている人たちと一緒で、生活のために公演をやっているのです。

 遊びでやってるんじゃないんですよ! ガキの使いやあらへんで!!

音楽や芸術を浮かれて遊んでいるものとしか見れない人たち

 天災や国葬があった後もそうです。

 自粛の雰囲気、都心では計画停電などもありましたが、計画停電も、それを実行した区と実行しなかった区があったのを思い出した。

 韓国でもそう。国葬があると、自粛!?

 ハアっー!! どんなに偉い人が亡くなったか知りませんが、なぜ真っ先に公演やイベントだけを、中止させるのですか?

 それは音楽や芸術を浮かれて遊んでいるものとしか見れない人たちが、国の官僚だから、そうなるのでしょ。

拡大Rawpixel.com/Shutterstock.com

 もともと、音楽や芸術は、生命の死や誕生、出会いや別れ、愛など、言葉にできない感情の内面を表現しているものなのです。

 だから、すべての宗教にも必ず芸術がそばにあるでしょ。

 だから、悲しい人たちには勇気や元気を与え、喜びは、分かち合う、それが音楽、芸術なのです。

 けど、今の官僚たちは、そもそも芸術のゲの字も知らない人たちの集まりなんでしょう。感性自体も疑います。

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筆者

ミン・ヨンチ

ミン・ヨンチ(閔 栄治) ミュージシャン 韓国伝統音楽家

大阪生まれ。幼少の頃からブラスバンドやドラムを経験し、高校から韓国へ。旧李王朝雅楽部養成所であった国立国楽高等学校に入学、ソウル大学音楽学部国楽科卒。1992年サムルノリ競演大会個人部最優秀賞。1992年国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」に入団。1993年スーパー・パーカッション・グループ「PURI」創団メンバー。イ・ムンセ(歌手)のテレビ番組にも出演。現在も韓国伝統音楽とジャンルの違う音楽とのコラボレーションに活動中で、2009年に立ち上げた公演「新韓楽」ではジャズとコラボ―レーションした。日韓両国で数多くの公演。アルバム「HANA」(2015年/ユニバーサルミュージック・ジャパン)をリリース。ライブでは日本全国3万人を動員。国楽管弦楽の作曲にも力を入れ、2014年韓国文化芸術委員会で作曲賞受賞。「大衆に楽しんで聞いてもらえる楽曲作り」を目指す。現在、韓国芸術総合大学、梨花女子大学、秋藝芸術大学講師。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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