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芸術を殺すのはウイルスではない。「検閲」だ

「ひろしまトリエンナーレ」中止をめぐって

野田邦弘 鳥取大学特命教授(文化政策、創造都市論)

中止が決まった本当の理由は

 広島県や実行委員会は、新型コロナの感染拡大を中止の理由としたが、本当の理由は別にあった。

 総合ディレクター中尾氏が県の姿勢を「検閲的だ」と批判して、3月31日辞任したのだ。また出展予定作家約30人も出展を取りやめるにいたった。これによって「ひろトリ」の開催は不可能となった。

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筆者

野田邦弘

野田邦弘(のだ・くにひろ) 鳥取大学特命教授(文化政策、創造都市論)

2004年まで横浜市職員として「クリエイティブシティ・ヨコハマ」の策定や「横浜トリエンナーレ2005」など文化行政に携わる。主な著書に『文化政策の展開』、『創造都市横浜の戦略』、『文化行政−はじまり・いま・みらい』、『イベント創造の時代~自治体と市民によるアートマネジメント』、共著に『地域学入門』、『創造都市への展望』など。 近く『アートがひらく地域のこれから―クリエイティビティを生かす社会へ』(共著)が刊行される。鳥取の中心市街地でアートプロジェクト「ホスピテイル」に取り組む。

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