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 もう5月に入りますね。韓国では新型コロナによる自主的在宅生活が約2カ月半が過ぎようとしている。

 お釈迦様誕生日の今日、4月30日は、韓国では祝日です。そして、韓国も今日からGWに入ります。

 最近日本から電話で、家だけでどうやって過ごしたらいいのか? 何をしたらいいのか?と、質問の連絡がたくさん来る。それは簡単なんだけど……。

 実はもともと、私はこうみえても、ものすごいインドア派なんです。

 まして普段の私は大学講師と、演奏や作曲で生活をしているので、ほとんどそのほかの時間は、家にいます。外にはあまり出ません。

「商売? 大丈夫じゃないよ! けどな…」

 勿論、小さい時から、演奏で、国内や海外のいたるところに行ったり来たりしています。

 その影響も大きいのかなあ、普段は家が大好きなのです。ツアーに出ても、その地その地での観光とかにもほとんど行かず、ホテルの部屋にいるのが好きなのです。

 だから、アウトドア派の人たちによく聞かれます。

 「私たちアウトドア派は、海や山に行ったりして、楽しむんだけど、インドア派はいったい何がたのしいの?」って。

 私は言います。

 「何ってその反対で、家にずっといて、何もしないのが、超楽しい」って。

 なので、こんなこと言っては何ですが、今のコロナの「家」中心生活が、みなさんより、そんなに苦痛ではないのだ、いや、まったく大丈夫なのです。

 普段からそうだからね。

 けど、これがおかしくて、たまにね、自分の脳の中で、「これじゃあダメよ、もっとフットワークを軽くして外に出て外交してきなさい!」というような、瞬間的?習慣的命令のような指示が、聞こえてきて、普段なら、重い腰を上げて外に出て行ったりするのですが、けど、最近は、「NO、NO、今は家にいていいのよ、いや、いなきゃいけないのよ」って。天使のような声が……。

 私も実際、収入は大幅に減っていて大変困っています。けど、今は仕方ありません。

 それで心配になって実家に電話してみた。

 僕の実家は、大阪にある小さな焼き肉屋。

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 「商売大丈夫?」ってきいたら、「大丈夫じゃないよ」「けどな、もう慣れてる。うちの店は歴史が長いから、狂牛病やバブル崩壊や地震やいろいろな不況を乗り越えてきたから」

 さすが、大したものである。

 是非食べに行ってください。午後8時までは営業やってるそうです。(大阪市平野区 無煙焼肉食道園)

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筆者

ミン・ヨンチ

ミン・ヨンチ(閔 栄治) ミュージシャン 韓国伝統音楽家

大阪生まれ。幼少の頃からブラスバンドやドラムを経験し、高校から韓国へ。旧李王朝雅楽部養成所であった国立国楽高等学校に入学、ソウル大学音楽学部国楽科卒。1992年サムルノリ競演大会個人部最優秀賞。1992年国楽室内管弦楽団「スルギドゥン」に入団。1993年スーパー・パーカッション・グループ「PURI」創団メンバー。イ・ムンセ(歌手)のテレビ番組にも出演。現在も韓国伝統音楽とジャンルの違う音楽とのコラボレーションに活動中で、2009年に立ち上げた公演「新韓楽」ではジャズとコラボ―レーションした。日韓両国で数多くの公演。アルバム「HANA」(2015年/ユニバーサルミュージック・ジャパン)をリリース。ライブでは日本全国3万人を動員。国楽管弦楽の作曲にも力を入れ、2014年韓国文化芸術委員会で作曲賞受賞。「大衆に楽しんで聞いてもらえる楽曲作り」を目指す。現在、韓国芸術総合大学、梨花女子大学、秋藝芸術大学講師。

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