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「檻の中」生まれの唄は、なぜまんまとシャバへ出ることに成功したのか? その2

【19】園まり「夢は夜ひらく」、藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」

前田和男 翻訳家・ノンフィクション作家

ネアカの少女が〝薄倖〟を自己演出

 しかしながら、戦後音楽史の伝説を生むには、いかに桁外れであっても、一人の熱血マネージャー兼プロデューサーの粘着力だけでは十分ではない。石坂の過剰な粘着力に応えた藤圭子の自己演出力もまた

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筆者

前田和男

前田和男(まえだ・かずお) 翻訳家・ノンフィクション作家

1947年生まれ。東京大学農学部卒。翻訳家・ノンフィクション作家。著作に『選挙参謀』(太田出版)『民主党政権への伏流』(ポット出版)『男はなぜ化粧をしたがるのか』(集英社新書)『足元の革命』(新潮新書)、訳書にI・ベルイマン『ある結婚の風景』(ヘラルド出版)T・イーグルトン『悪とはなにか』(ビジネス社)など多数。路上観察学会事務局をつとめる。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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