メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

劇場と行政との関係を問い直す【下】

芸術監督は「看板」でいいのか/ハラスメントをどう克服するか

橋本裕介 ロームシアター京都プログラムディレクター

意思決定に専門職員は不要?

拡大researchlight『河童よ、ふたたび』は、地域の歴史や自然、街のあり方などをアートの視点でとらえるプロジェクト。その成果の一部であるオブジェが劇場の中庭に置かれ、大勢の子供たちが親しんだ=2016年、衣笠名津美撮影

 さて、今回のロームシアター京都の館長人事では、劇団「地点」を主宰する演出家の三浦基氏を起用すると発表した2020年1月の記者会見で、市長、理事長、及び専務理事がそれぞれ言葉は違ったが、「アーティストを館長に迎えることによって、芸術監督的な役割も担ってもらい、劇場に色を付けていく」と説明した。

 これは非常に重い発言だ。

・・・ログインして読む
(残り:約2831文字/本文:約4337文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

橋本裕介

橋本裕介(はしもと・ゆうすけ) ロームシアター京都プログラムディレクター

1976年、福岡生まれ。京都大学在学中の1997年より演劇活動を開始、2003年橋本制作事務所を設立後、京都芸術センター事業「演劇計画」など、現代演劇、コンテンポラリーダンスの企画・制作を手がける。2010年よりKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭を企画、2019年までプログラムディレクターを務める。2013年2月から2019年3月まで舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事長。2014年1月よりロームシアター京都勤務、プログラムディレクター(プロフィール写真はルシール・レイボーズ撮影)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

橋本裕介の記事

もっと見る