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伊藤詩織さんや木村花さんのケースから考える批判と誹謗中傷の境界線

批判的な内容を投稿する際に一度立ち止まることの大切さ

勝部元気 コラムニスト・社会起業家

デマやフェイクに基づく発言は全て誹謗中傷

 一つ目の要件は、「事実に基づいたもの」です。当たり前のことですが、デマやフェイクに基づいた発言は全て誹謗中傷です。

 たとえば、検察庁法改正案に対して反対を表明したきゃりーぱみゅぱみゅさんは、木村さんの死去が伝えられた際に、「誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで」と投稿しました。これに対して、「あなただって安倍首相を誹謗中傷したじゃないですか」「政治家への誹謗中傷は良くて、芸能人はダメというのか!?」という類のリプライが多数寄せられました。

きゃりーぱみゅぱみゅさんのツイート拡大きゃりーぱみゅぱみゅさんのツイート

 政策に反対の意を表明するだけでなぜ誹謗中傷になるのか、あまりに非論理的な解釈に気が滅入りますが、そもそも彼女は

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筆者

勝部元気

勝部元気(かつべ・げんき) コラムニスト・社会起業家

1983年、東京都生まれ。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱う。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。株式会社リプロエージェント代表取締役、市民団体パリテコミュニティーズ代表理事。所有する資格数は71個。公式サイトはこちら

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