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国民的アイドルになった嵐、そのジャニーズ史的意味

太田省一 社会学者

5人それぞれのソロ活動

 一方で、各メンバーのソロ活動も盛んだった。

 メンバー全員が連続ドラマで主演するなど、俳優としての活動は中心的なものである。なかでも二宮和也と松本潤に関しては、その比重が高い。

 Jr.時代から舞台やドラマで経験を積んだ二宮和也は、嵐としてデビュー後にも映画『青の炎』(2003年公開)をはじめ多くの映画やドラマに主演し、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など数多くの賞を獲得している。またクリント・イーストウッドが監督した『硫黄島からの手紙』(2006年公開)での演技が国際的にも評価されるなど、その演技力には定評がある。

 松本潤も同様に、

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筆者

太田省一

太田省一(おおた・しょういち) 社会学者

1960年、富山県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビ、アイドル、歌謡曲、お笑いなどメディア、ポピュラー文化の諸分野をテーマにしながら、戦後日本社会とメディアの関係に新たな光を当てるべく執筆活動を行っている。著書に『紅白歌合戦と日本人』、『アイドル進化論――南沙織から初音ミク、AKB48まで』(いずれも筑摩書房)、『社会は笑う・増補版――ボケとツッコミの人間関係』、『中居正広という生き方』(いずれも青弓社)、『SMAPと平成ニッポン――不安の時代のエンターテインメント 』(光文社新書)、『ジャニーズの正体――エンターテインメントの戦後史』(双葉社)など。最新刊に『ニッポン男性アイドル史――一九六〇-二〇一〇年代』(近刊、青弓社)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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