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川島ケイジ&エリック・フクサキインタビュー(下)

歌いたくて仕方がなかった気持ちを開放するコンサート!

橘涼香 演劇ライター


川島ケイジ&エリック・フクサキインタビュー(上)

メロディが頭の中に降りてくる

──ご自身の楽曲はどういう発想で浮かぶのですか?

川島:降りてくるんだよね?

エリック:そうですね。僕は料理を作っていたり、掃除をしていたりする時に「降りてくる」んです。いつの間にか歌い出していて、自分で口ずみながら「いいメロディだなぁ、誰の曲だっけ?……あ、今、創ったんだ!」と、そんな感覚です。それですぐにボイスメモを録るんですけど、曲が頭の中に聞こえてきた時点で、もうアレンジもできていて。ここでストリングスが鳴るとかもできているので、ひとつひとつ録音していく作業をします。

川島:凄いですよね! 僕はエリックのようには降りてこないタイプなので(笑)「今日は曲創りをするぞ!」と思って数時間ギターを弾き続けて、これだ!と思うメロディを書き留めていくスタイルが多いです。

拡大川島ケイジ(右)とエリック・フクサキ=宮川舞子 撮影

エリック:あ、でも僕ももちろん締切があって、絶対にこの日までに曲作りをしなければならないという時には、例えばバラードだったら、自分が好きなバラードを数十曲セットリストして、ひたすら聞き続けます。

──どのくらいですか?

エリック:6時間くらいはただただ聞きこみますね。それでひと休みしてソファーに横になると、頭の中にワーっと音楽が流れてきて。決して聞いていた曲を真似している訳ではないんですけど。

川島:わかる、わかる。

エリック:雰囲気というか、その気持ちに浸る、楽曲の感情になれることでそこから自分の曲が生み出されていく感じで、そういう創り方をした時もあります。でも、降りてくるものを書き留めることの方が多いです。

川島:僕も時には降りてくるんだけど、書き留める前に忘れちゃったりして、もったいないことをした!と思う(笑)。歌詞は意外と電車の中で移動中に浮かんだりもするから。

エリック:あります! あります!

川島:その時にはもう書き留めるまで動きたくないから、山手線をそのまま乗り続けて聞いていたりもしますね。

好きな世界が近いと思う

拡大川島ケイジ=宮川舞子 撮影

──お互いの魅力についてはどうですか?

川島:エリックはギターも上手いですし、やっぱりリズム感が凄いです!歌のグルーヴ感も自分には到底出せないものなので、素晴らしいなと思っています。

エリック:ありがとうございます! 僕は川島さんの歌を初めて聞いたのが、去年の『LOVE SONG COVERS with Strings』コンサートの時だったのですが、パワフルで心にストレートに響く歌声にびっくりして。

川島:嬉しい!

エリック:僕もこんなに力強い歌声が出せるようになりたいと思っています。

川島:結構同じ曲をカバーしているよね?

エリック:そうなんです!

川島:だから好きな世界も近いんだと思うし、また共演できることが本当に楽しみ!

エリック:僕こそです!

◆公演情報◆
LOVE SONG COVERS the WORLD 2020
〜世界に届け!♥ 愛の歌でエールを送ろう!〜
2020年9月25日(金) なかのZERO 大ホール
公式ホームページ
音楽監督:園田涼
演奏:ソノダオーケストラ
演出:浜田和孝
出演(五十音順):エリック・フクサキ with dancers from ZEAL STUDIOS、川島ケイジ、沙央くらま、日野真一郎(LE VELVETS)、宮澤佐江、夢咲ねね、LEN
 
〈川島ケイジプロフィール〉
 和歌山県出身のシンガーソングライター。Chage氏との運命的な出会いにより、同氏のイベントや全国ツアーにゲスト参加するなど活躍。その後、2016年8月にミニアルバム『KEIJI』で遅咲きのメジャーデビューを果たす。2019年『KEIJIHOLIC』をリリース。最近は中国からのオファーも増え、今後はアジア全域を視野に入れた幅広い活躍が期待されると同時に、メロディアスで優しい旋律のオリジナルもさることながら、古き良き日本の楽曲をしっかり歌い継げるシンガーとしても益々の期待を寄せられている。
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〈エリック・フクサキ プロフィール〉
 ペルー出身、日系3世のシンガーソングライター。17歳の時、南米のコンテストで連続優勝をしたのをきっかけにプロの歌手を目指し日本に単身来日。2011年にアイドルユニットでメジャーデビュー。2014年には待望のソロデビューを果たすし、自身作曲のシングル3枚とラテンアルバムをリリース。楽曲提供にも定評がある。3ヶ国語を自在に操り、弾き語りからビッグバンド、ダンスに至るまでその日本人離れした音楽性は各界アーティストからも絶大な信頼を得ている。ジャンルを超えたマルチシンガーとして、自身のワンマンライブやゲスト出演など精力的に活躍中。
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筆者

橘涼香

橘涼香(たちばな・すずか) 演劇ライター

埼玉県生まれ。音楽大学ピアノ専攻出身でピアノ講師を務めながら、幼い頃からどっぷりハマっていた演劇愛を書き綴ったレビュー投稿が採用されたのをきっかけに演劇ライターに。途中今はなきパレット文庫の新人賞に引っかかり、小説書きに方向転換するも鬱病を発症して頓挫。長いブランクを経て社会復帰できたのは一重に演劇が、ライブの素晴らしさが力をくれた故。今はそんなライブ全般の楽しさ、素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしたい!との想いで公演レビュー、キャストインタビュー等を執筆している。

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