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グローバル化のなかの男性アイドル、そしてボーダーレス化へ

太田省一 社会学者

K-POP人気と男性アイドルのグローバル化

 また同様の流れとして、K-POPの動向も見逃すわけにはいかない。

 かつて2000年代に、東方神起のような韓国出身の男性アイドルグループがオリコンチャートで1位を獲得するなど日本でも活躍する現象があった。現在の若者を中心にしたK-POP人気は、大きくとらえればその歴史のうえに成り立つものと言える。

 しかし、根底にあるベクトルとしては異なる面がある。

 東方神起などを見ても、

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筆者

太田省一

太田省一(おおた・しょういち) 社会学者

1960年、富山県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビ、アイドル、歌謡曲、お笑いなどメディア、ポピュラー文化の諸分野をテーマにしながら、戦後日本社会とメディアの関係に新たな光を当てるべく執筆活動を行っている。著書に『紅白歌合戦と日本人』、『アイドル進化論――南沙織から初音ミク、AKB48まで』(いずれも筑摩書房)、『社会は笑う・増補版――ボケとツッコミの人間関係』、『中居正広という生き方』(いずれも青弓社)、『SMAPと平成ニッポン――不安の時代のエンターテインメント 』(光文社新書)、『ジャニーズの正体――エンターテインメントの戦後史』(双葉社)など。最新刊に『ニッポン男性アイドル史――一九六〇-二〇一〇年代』(近刊、青弓社)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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