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咲妃みゆが約8月ぶりの舞台で新境地に挑む/下

ブロードウェイミュージカル『ナイン』で映画監督の妻を演じる

大原薫 演劇ライター

咲妃みゆが約8月ぶりの舞台で新境地に挑む/上

城田優さんは根底にある信念を、常にぶれずに持っている方

――ルイザのグイドへの思いは理解できますか?

 人って、どなたでも一つは必ず無条件に惹かれるものをお持ちだと思うんです。「うまく説明できないけど、何か惹きつけられる」とか。そういった存在がルイザにとってのグイドだと思いました。「彼がこういう人だから、愛しているんだ」と理屈で考えるのではなくて、もう少し心を解き放った先に、何かが見えてくるんじゃないかなという気がして。自分が演じる上ではきちんと組み立てていかないと不安になるんですけど、そこはあえて解き放つ方向で向き合っていきたいなと思います。私にも「どうしようもなく好きなんだ」と思える場所や音楽などいろいろなものがあるので、自分の中に湧き上がる感情に助けてもらいながら、作り上げていきたいなと思います。

拡大咲妃みゆ=岩田えり 撮影〈ヘアメイク:本名和美/スタイリスト:中村美保[ワンピース:参考商品/イヤリング:PAULOWNIA(プリマクレール・アタッシュプレス 03-3770-1733)/リング:SAKA(プリマクレール・アタッシュプレス 03-3770-1733)/ブレスレット:グロッセ(グロッセ・ジャパン 03-54136039)/靴:RANDA(06-6451-1248)] 〉

――グイド役の城田優さんとは初共演ですね。

 はい、今まで何度も舞台や映像で拝見していましたが、ついに念願叶って初共演させていただきます。城田さんはどんなお仕事をなさっている瞬間も、パフォーマンスや演じているお役に対してとても敬意をもって務めてらっしゃると感じたんです。自分自身もそういう俳優でありたいと思っているので、とても惹きつけられました。今回上演にあたって、いろいろお話をさせていただいている中で、城田さんの根底にある信念が、きっと常に変わらず、ぶれずにおありなんだろうなと感じています。私も城田さんへの敬意をもって、全力で務めさせていただければと思っています。

拡大咲妃みゆ=岩田えり 撮影

――演出の藤田俊太郎さんは?

 藤田さんとは『ラヴ・レターズ』という朗読劇でご一緒して以来、二度目となります。藤田さんは『ナイン』の原作である『8 1/2』のフェデリコ・フェリーニ監督をとても尊敬なさっているということ等、作品への思いを熱く語ってくださいました。藤田さんが舵を取ってくださるのは頼もしいですし、私も藤田さんの情熱に負けないように頑張りたいと思います。

◆公演情報◆
ミュージカル『ナイン』
東京:2020年11月12日(木)~11月29日(日) TBS赤坂ACTシアター
大阪:2020年12月5日(土)~12月13日(日) 梅田芸術劇場メインホール
公式ホームページ
公式Twitter
[スタッフ]
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
演出:藤田俊太郎
[出演]
城田優 咲妃みゆ すみれ 土井ケイト 屋比久知奈 エリアンナ
原田薫 春野寿美礼/前田美波里
DAZZLE(長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、荒井信治、飯塚浩一郎、南雲篤史、渡邉勇樹、高田秀文、三宅一輝)

〈咲妃みゆプロフィル〉
 2010年宝塚歌劇団入団、月組に配属。2014年雪組トップ娘役に就任。『ルパン三世』『星逢一夜』、『ローマの休日』など、様々な作品でヒロインを務める。2016年歌劇団年度賞優秀賞受賞。2017年「幕末太陽傳」を最後に宝塚歌劇団を退団。退団後の主な舞台出演作品は、『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』『ラブ・ネバー・ダイ』『ゴースト』など。2021年3月に『ゴースト』再演への出演が決まっている。9月にセカンド・アルバム『MuuSee(ミュージー)』を発売。
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筆者

大原薫

大原薫(おおはら・かおる) 演劇ライター

演劇ライターとして雑誌やWEB、公演パンフレットなどで執筆する。心を震わせる作品との出会いを多くの方と共有できることが、何よりの喜び。ブロードウェー・ミュージカルに惹かれて毎年ニューヨークを訪れ、現地の熱気を日本に伝えている。

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