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菅新総裁の人気が急騰したのは、安倍政権が「王政」だったから

政権の長期化が招いた国民心理の2つの変化

勝部元気 コラムニスト・社会起業家

 安倍首相の辞任に伴う自民党総裁選で、菅義偉官房長官が勝利し、次期総理大臣になることが決定しました。既に世論でも人気を博していることから、内閣支持率もかなり高い数字が出ると予想されます。

 新内閣の具体的な政策や政局の話はそれぞれの専門家にお任せするとして、今回注目したいのは世論の動きです。「次の総裁」としてあまり注目されてこなかった菅氏は、安倍首相が辞任を表明して後継者として「認知」されると、支持率がうなぎ登りになりました。さらに、主要5派閥からの支持を受けて勝利が決定的になると、石破氏を抑えて人気1位に躍り出るという大逆転現象が起こったのです。

菅義偉氏の人気が急に上がったのはなぜか?拡大菅義偉氏の人気が急に上がったのはなぜか?

 実際、9月2日、3日に朝日新聞が行った世論調査でも、次期首相にふさわしい人物として菅義偉官房長官が38%で最も多く、石破茂・自民党元幹事長が25%と続いていました。6月の時点では、石破氏がトップで31%、菅氏は3%でしたから、およそ13倍に支持率が膨れ上がったかたちです。石破氏支持は6%も減少していることから、石破氏から菅氏に急遽鞍替えした人も一定数いたことが考えられます。

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筆者

勝部元気

勝部元気(かつべ・げんき) コラムニスト・社会起業家

1983年、東京都生まれ。民間企業の経営企画部門や経理財務部門等で部門トップを歴任した後に現職。現代の新しい社会問題を「言語化」することを得意とし、ジェンダー、働き方、少子非婚化、教育、ネット心理等の分野を主に扱う。著書に『恋愛氷河期』(扶桑社)。株式会社リプロエージェント代表取締役、市民団体パリテコミュニティーズ代表理事。所有する資格数は71個。公式サイトはこちら

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