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「在原業平の恋と和歌」 恋愛小説の名手・髙樹のぶ子と歌人・小島ゆかりが対談

10月2日に論座・ハルメク主催でオンラインイベント

丸山あかね ライター

髙樹のぶ子さん「古典の素晴らしさを伝えたい」

拡大髙樹のぶ子さん=撮影・富本真之

 私は小島さんの作る歌の大ファンなのです。その小島さんが『小説 伊勢物語 業平』に出てくる和歌の解釈について褒めてくださって、天にも昇る気持ちでした。「いつか一緒にイベントをしたいね」と話していたところ、対談することになり、嬉しくてたまりません。

 『和歌で楽しむ源氏物語―女はいかに生きたのか』(角川短歌ライブラリー)を出版している小島さんは、和歌を丁寧に読み解き、ストーリーを追うだけでは見えてこない登場人物の心の襞(ひだ)を明らかにするという作業の先輩でもあります。古典に触れることの楽しさと難しさ、「伊勢物語」と「源氏物語」の違い、在原業平の魅力について、平安時代の恋愛作法と今日の恋愛について検証し、それぞれの良い点と悪い点を検証するなど、お話ししたいことがたくさんあります。

 業平の歌の中でどれが好きかを、お互いに選んでその理由を語り合ったり、業平の女性のアプローチの中でどの場面が一番グッとくるかについても話したい。お互いの恋愛観が浮き彫りになり、面白いのではないでしょうか。そして、最終的には古典の素晴らしさを伝えたいと考えています。どうぞお気楽にご参加ください。

髙樹のぶ子 たかぎ・のぶこ
1946年、山口県生まれ。80年『その細き道』で作家デビュー。84『光抱く友よ』で芥川賞、94年『蔦燃』で島清恋愛文学賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、2010年『トモスイ』で川端康成文学賞受賞。芥川賞をはじめ多くの文学賞の選考にたずさわる。2017年、日本芸術院会員。2018年、文化功労者。ほかの著作に『マイマイ新子』『百年の預言』『甘苦上海』『ほとほと』『明日香さんの霊異記』など多数。09年に紫綬褒章受章。18年に文化功労者に選出。

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筆者

丸山あかね

丸山あかね(まるやま・あかね) ライター

1963年、東京生まれ。玉川学園女子短期大学卒業。離婚を機にフリーライターとなる。男性誌、女性誌を問わず、人物インタビュー、ルポ、映画評、書評、エッセイ、本の構成など幅広い分野で執筆している。著書に『江原啓之への質問状』(徳間書店・共著)、『耳と文章力』(講談社)など

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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